気まぐれな雨。
◇新婦人の会の総会に着て行く母のセーターが、ちょっともの足りなかったので、上に鮮やかなブルーのジャケットを羽織ろうとしたら、私が太ったせいで前のボタンがとまらない。くっそーと、ごまかす方法を探していたら時間がかかって、危うく遅れそうになった。その罪滅ぼしでもないが、いつもは途中で失礼するのに、ばっちり最後までいて、いろんな活動報告を聞いたが、それはそれで大変面白かった。こういう方々がまっとうな世の中を支えているのだなあと、あらためて痛感させられる。
その会議の間は陽が照っていたのだが、帰り道で雨が降りだし、どしゃぶりになった。行きつけのお店で一服して、カーネーションやバラやスイートピーやチューリップの、黄色ばかりを集めて買って、いい気持ちで帰ってきた。スーパーでは、うなぎ弁当が安く売ってあったので、それを買って帰って夕食にした。どうせ大した味ではなかろうと覚悟していたが、そこそこおいしかった。
明日がまた暖かだったら、一気に上の家の、居間と台所を片づけたいのだが、どうだろうな。
◇海外ドラマ「私はラブリーガル」のDVD、第6シーズン(え、今検索したら、これってファイナルシーズンだったの? 心の準備をしてなかったよー)がなかなか面白いことになっている。(以下ネタばれ)モデルのデビーが生まれ変わった太った弁護士ジェーンが、以前の恋人にちゃんと愛されるようになり、ついに正体を明かしたという展開が不自然でなく納得できるのは、ジェーンを演じる太めの女優さんの、たぐいまれなる演技力だろうが、これは、どこまで計算してこうなったのかは知らないが、外見と内面というすごい大問題に肉薄してる結果になって、たとえば美人でおバカな女性が、猛勉強して有能になってキャリアを得たが体型その他は世間の標準ではメタメタに悪化したという場合にも十分通用する話になっている。
実は少し前のシーズンでジェーンとオーウェン(新しい恋人)の二人がどっちも太めで美男美女ではないのを、これをずーっと見せられるのもきついなと、ちょっと思っていたのだが、ジェーンのみならず、彼女と別れて新しい恋を得たオーウェンも、最近なかなかかわいくて目を楽しませるような気がして、人の外見なんてほんとにどうでも見えるものだなと変に感心してしまう。
そして最初だったら、もう絶対想像もつかないぐらい不可能に思えた、ジェーンの最初の恋人のイケメン細身の彼が、ジェーンを心から愛して、彼女を抱きしめキスするのが、まったく普通に思えるのは、やはりこのドラマのすごい勝利だという気がしてならない。
後半というか最後に近く、またまたとんでもない展開が続いて、どうなることか目を離せないが、この先どうなるにせよ、これまでの部分だけでも、何というか映像的にこれまでなかったものを作りだしてくれたことは確かだろう。
◇「未来を花束にして」は、今日新婦人の会でもチラシを少し配ってきた。地味な映画だからか、ネットでもあまりレビューなどが出ていないようだが、やっぱり少しでも多くの人に見てほしい。あ、感想を書く時間がまたなくなった。明日にでも書けるといいが。