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気をつけよう!

マジで今コロナにやられたら、とんでもないことになるな。家中がとっちらかってるし。感染した時のために、ちょっと立ち止まって、片づけをしていろんな用事もすませておきたいのだが、いかんせん、そのヒマがない。

いろんな情報は、ほとんどそのままツイッターにぶっこんでるので、どうぞごらんになって下さい。私のよく行くところの人たちの意見をまとめると、「休業保障をすれば誰も出歩いたりなんかしないし、店も安心して閉める。そうしたら無責任にふらつく人も行くところなくて引きこもる。金は出さずに、休め休めと言ってもだめ。とっとと全国民に10万でもいいから支給しろ」ということにつきますか。

そして緊急事態宣言はいいとして、これで慣れてしまって、安倍晋三が独裁をはかる改憲の最悪最後の仕上げの「緊急事態条項」まで(まったく別物だけど、文字は似てるから)皆が警戒しなくなって受け入れるのを心配してる人もいる。まったくその通りだよ。そして風のたよりでは、安倍はこの非常時に憲法審査会を立ち上げようとしているとか。
地元の知人から、次のようなメールが来ました。

福岡県も緊急事態宣言県になりそうです。

小川知事が政府に要請ということで、医療崩壊を阻止するという大義の下では当然なことだと思います。

しかしながら、同時に彼が、和歌県の仁坂知事の「不合理な37.5℃以上4日間待機には従わない」というような、県民の健康・安心・安全を第一に考えた県政を行うか否かチェックする必要があると思います。何しろ、彼は「県民党」という立場で選挙を戦い、麻生派候補者に大差をつけて当選したのですから、今こそその公約を果たして頂かなければと思います。

「和歌山モデル」は内外のメディアから絶賛されましたが、頭のおかしい安倍政権のおかしな方針を無視して、自立的な「福岡モデル」を打ち出して欲しいと思います。

 

ところで、自民党はこの状況下で、憲法審査会を開きたいという「気違い沙汰なこと」を言い出しています。

次の選挙で、何としても政権交代を達成し、出来るだけ多くの自民党員を落選させる必要があります。

同感ですが、次の選挙ではなく、この今、少なくとも安倍は首相をやめるべきだし、やめさせないととんでもないことになる。大げさでなく、皆殺されます。

わたくしごとも、ちらっと。
田舎の家から持ってきた、古い文庫本「ハツカネズミと人間」をつまみ読み。昔読み慣らしてなじんでいるので、どこを開けてもおなじみの文章。昔、愚かなレニーにちっとも、かけらもイライラしなくてただ悲しかったのも不思議なほどだし、ジョージはもちろん好きだし、ミーハー的には、スリムがカッコよすぎて、ほれたっけ。
表紙の写真はわりと新しい、と言ってもかなり前の映画の映像で、ゲイリー・シニーズがジョージやってる。

そして、これを読むと、つましい男たちのあこがれ続け、めざし続けた生涯の夢が、やっと手が届きそうになったとたん、無残に消えるのが痛いほど切ない。でも私、これで学んだのだよな、登場人物への愛にくるまれながら、大切な生涯の夢や希望や計画が、こうやってあっという間にたたきつぶされることもあるんだってことを。だから似たようなことがあっても耐えられるんだって、あらためてちょっと感謝する。

松本侑子新訳「赤毛のアン」も買って来て読み始めてる。有名な村岡花子訳を、これまた読みふけって、あちこち自然に暗記してるんだけど、こうして同じようにちゃんとした訳をもうひとつ重ねると、原文の様子が何となく伝わって、とてもいい感じだ。
本邦初の完訳というのもうれしいんだけど、最初の「赤毛のアン」と「アンの青春」は、私は講談社の児童文学全集で読みふけっていて、村岡訳でも欠けていた部分が多かったものだから、その後で文庫本を読んではいるが、完璧に覚えているのは講談社全集の児童文学なので、いまひとつ「あっ、ここなかった!」という実感がないのが(あるけど、児童文学と比べての印象なので、いまひとつ確認ができないの)、ちょっとくやしい(笑)。第三巻の「アンの幸福」以降なら、きっとそれが味わえるんだろうと思うと、楽しみで、うれしいけど。

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カツジ猫