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気高いほどに美しい

庭には次々ユリが咲きはじめているのですが、中でもみごとな、ちょっと神々しいほどみごとな白いユリを思い切って切ってきて部屋に飾りました。家の中や写真では、その素晴らしさがなんかいまいち伝わらないんですけどねえ。でも庭で咲かせていても、いずれはらはら散っちゃうから。

桜の散るのもいさぎよいけど、ユリもけっこう一気に散ります。昨日まできれいだったのに朝行ったら、影も形もなくて「あれ?」と目をこらしたら、床に一面に花びらが、なんてざら。それもそれで気持ちいいんだけど。

昨日は地域の清掃活動で、不参加料払って失礼しようかと思ったりしたのですが、体調もまあまあだったので、参加して皆さんといっしょに一時間近く歩いて草むらのごみ拾い。コロナのせいで、ここ二年ほどずっと交流もなかったので、新しく来られた家の方ともお会いできて、以前からのおなじみの方ともお話ができて、楽しかったです。帰って時計を見たらまだ九時。おお何と有効な時間の使い方よと感動しながら、それでも疲れが出てはいけないと横になったら、そのまま寝てしまって、目が覚めたらもう昼過ぎ、と言うより夕方で、猫が喜んでぺったりくっついて寝てました。あうあう。

上岡龍太郎さんが亡くなったのか。気概があってお洒落で、気持ちいい方だったけどなあ。でも桜やバラやユリと同じに、こういう方々のどなたもが、永遠にいて下さるわけじゃないからなあ。そこは覚悟しとくしかない。

写真は時々ランチに行くお店の、紅茶のグラスにつけてくださった小さなアジサイ。

 

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カツジ猫