汽車は行く~♪
北朝鮮こと朝鮮民主主義人民共和国の金首席の乗った汽車は、どっか北をめざして走ってるらしい。その先でプーチンと会うらしい。
もう、ため息しか出ない。何という最悪の会合だ。世界にとって、いい展開が何一つ見出だせない。結びつけちゃいけないものを、私たちは結びつけてしまったのだなあと思う。ウクライナのせいとはもちろんまったく思わない。バイデンのせいともまあ思わない。まあと言うのは、ウクライナ侵攻までロシアを追いつめたNATOのせいとは、ちょっと思うからだけど。
しかし、そこまで責任を追求するなら、そもそも日本政府と、そのていたらくを許している自分の責任にも目をつぶれない。
別にこの際、共産党やれいわでなくて自民党の政権でも、もうちょっとまともでましな政権だったら、今ほどアメリカべったりで、極東の緊張を高めるしかないような外交や政治はしていないはずだ。もう少しは日本独自の立場で、朝鮮半島や中国との関係の構築に努力や工夫をしていたはずだ。
もう、私程度の幼稚な政治感覚でもわかるけど、アメリカに対しては「いやー、場所が場所だけに中国や、そのへんの国ともそこそこつきあっておかないといけませんで、へっへっへ」と言い、極東の国々に対しては「アメリカには私もムカつくんですがねえ、まあ、あっちの立場もわかるところもありますし」とか言って、それぞれと共通の利害をさぐるとか、そんなんいくらでもできるでしょ。日本がこの位置にあるのって、地理的にもその他でも、すごく有利で強みなんだから、世界の平和と国の繁栄(言うとくけど、この二つは両立するからなー。というか両立しかしねえんだからなー。そこがわかってないやつははっきり言ってバカですよ)を真剣に熱心に考えるなら、することはいっくらでもあるはず。
それが日本の現状は、そのかたちとあまりにも遠い。
内閣改造なんて、もう見る気もしないけど、木原を外したのだって、結局野党に追求されるのがヤバいという程度の判断だろうし、萩生田を残したのを見ると、はー、きっと統一教会から脅かされたんだろう、こりゃもう絶対あそこと自民党は手は切れんのだなとしか思えないし。河野太郎の留任についちゃ、財界からのマイナカードに関する圧力は相当なんだなとしか見えないし。
日本が世界で、極東で、はたさなくてはならない役割なんて、もうこんなことでは夢の夢だ。とか言ってる立場じゃないが。私にも日本人としての責任はあるし。
なのに、何もできないのが、本当にもどかしい。
ところでタイトルなんですが、昔、私が大学生で自治会活動してたころ、まだ朝鮮民主主義人民共和国が理想の国に近いと見られていたころ、こんな歌が歌われていて、私は歌詞もメロディーもわりと好きだったのですよ。歌詞は覚えていて今でも歌えるし、だから汽車は行くとか口にすると、ひとりでにメロディーもついちゃうんです。
あの国がこうなるとはなあ。まあ、よそのことは言えないですけど。
古いレコードなので、念のために歌詞はこちら。
この歌も好きだったのですよね。同じ意味で、いろいろ切ないですけど。
これはただの、おまけ。トランプ以外にも、言いたい相手が多すぎる。