油断もすきも
来年の干支の龍の置き物をネットで注文しているのが、ぼちぼち届くころと思ってた折も折、クロネコヤマトから、「荷物が破損したので確認したい」みたいな、ようわからんメールが届いた。危うくひっかかるとこだったが、こちらの個人情報を求めて来ているので、無視していたら、すぐに回答できなくなった。検索してみたら、やっぱり、この手のインチキメールで情報を盗もうとする手口が多いらしい。これまで銀行口座については山ほどこの種のメールが来ていたのだが、宅急便のニセモノは初めてだった。油断もすきもならんわい。皆さまもどうぞご注意を。
今日も朝の内は土砂降りで、風もけっこう涼しくて、快く味わっている。明日はまた晴れるそうだが、まあ少しずつ季節は動いているのだろう。私もさっぱり成果が目に見えぬ家の片づけに、黙々ととりくんでいる(笑)。
毎日の朝夕、こちらがバテた身体に鞭打って、せっせと水をまいているのに、今ひとつ元気のなかった花々が、大雨が降ると、いきなりしゃんと元気になるのは、そうだろよと思いつつ、何だかちょっと悔しい。やっぱり水量がちがうんだろうな。
下の家が建った十三年ほど前、新築祝いにいただいた小さなシクラメンの鉢が、台所の窓辺で今も元気だ。ときどきすっかり枯れたと思っていると、いつの間にかまた葉が生えて花が咲く。今も久しぶりに小さいピンクのつぼみをつけている。えらいものだよなあ。こちらが励まされる。
買ってきて飾っていたスターチスも、色のきれいなまま、ひとりでにドライフラワーになり、今、玄関に飾っている。これもこれで、立派なものだ。
何かもう、することやしたいことが多すぎて、呆然と立ちすくんでいたのだが、結局もう、どうなろうと、全方位に触手をのばすことにした。八本脚のクモが十本脚のタコになって、どうなるのかよくわからないが、やっぱもう、これしか私の生き方はなさそう。その内、死ぬころにはムカデになっていたりして。ワオ。