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泣けてくるよね

シナモンとカツジの暗闘に疲れ気味の私が、カツジのへやに行くたびに、隣の居間に監視にやってくるシナモンを叱ったところ、シナモンは居間に来なくなり、じゃどこにいるかというと、台所と居間の境にある椅子に丸くなって、私を見守っています。ここはカツジからは見えません。
そして食事の時はテーブルの上ではなく、私の座っている大きなスツールの上で私にくっついて座り(そこもカツジからは見えない)、私がこっそりおかずのおすそわけをしてやれる位置を確保しています。

こいつの小さい脳は私より密度が濃いのかもしれない。

カツジも庭に出る猫出入り口を覚えたようです。そして、つまらなさそうではありますが、おとなしく彼のへやの棚や机の上に寝ています。シナモンが見えないとわりと落ちついています。
でも、やっぱり入りたいらしく、入れてもらえないと怒ってうなってかもうとします。しかし私は本当に免疫がついたのか、少々かまれても血も出なくなりました。
まあ、やつの噛み方も前ほどじゃなくなってるのかも。
でも、私に一番にかわいがられない限り、私のことも好きにはならないだろうなあと、だんだんはっきりわかって来ました。何だか心を許してないし、冷たいし。顔つきもいまひとつ、幸福そうではありません。
淋しいけど、手放しで甘えられても、それはそれで、つらいしな~。

今日は不在者投票をしてきました。これで日曜はゆっくり仕事ができます。

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カツジ猫