炊飯器以下
暖かいけど、エアコンを切ってると寒い、ややこしい日です。
買っておいたパンジーを枯れたマツバボタンの間に植えました。あんまりぱっとしないけど、そこがまた渋くておしゃれでいいわ。今年の年末はクリスマスも正月も、こんな風にすべて地味な雰囲気で行こうと思っている。
間を詰めすぎたので、少し足りなくなって、また少し追加注文。でも植えるのは来週になりそう。
サザンカも次々花を開いてくれてうれしい。でもどういうわけか、花が皆、微妙に見えにくい方向に開いている。まだつぼみがいっぱいついているので、今後に期待しておくか。
元気のなかったカエデは何とかもてているようだが、去年は買った早々に花をつけてくれた椿がまだつぼみもつけていないのはちょっと心配。
一昨日は今年最後の満月だそうで、夜中すぎに外に出たら、西の空に灰色の雲をまつわらせて、大きめの月が輝いていた。
国会中継を聞くヒマもあまりないんだけど、さしあたり政府が、
庶民と言うか貧困層を直撃する消費税はすいすい上げたくせに、法人税の値上げについては、おまえらここ数年おったんかいと言いたくなるぐらい「党内からも異論」が出ているらしい、とか、
国民へのサービスについては、とにかくもう「財源がない」と慎重な上にも慎重なくせに、防衛費の増強については予算のめどがまったくついてないようなのに、「とにかく捻出しよう」と実行に前のめりなこと。もっとささやかですぐできるはずの予算措置や国民を利する政策も、その姿勢でなぜやれない、とか、
統一協会の寄付強要を制限しようとする法律を厳しくするのに消極的で、その理由が「憲法で保障された人権を守らねば」というのが、もう何よりもただムカつく。ここまで常に無視して黙殺してふみにじってきた憲法を、よりにもよってこんな時だけ持ち出すんかい、とか、
何よりあれだけ非常識な発言をくりかえすか沈黙しかしない杉田水脈や、統一協会とずぶずぶの萩生田が、ぬけぬけ平気で政府の代表として顔をさらしていることに、違和感というか悪夢というか非現実すぎて目まいしかしない、とか、
何しろ首尾一貫しなさすぎ、それも悪い方向に。そのまま粛々と進んで行くのが、稀代の犯罪者がそのへんの駅で窓口に座って切符売ってるような、ものすごい世界に住んでるようで、自分が誰だったのかさえ下手すりゃわからなくなりそうだ。自分の周囲のパソコンやら洗濯機やら炊飯器やらが、一応ちゃんとまともに作動することに、やっとこさ、世の中への信頼感と安定感を保てているって、それほんとに、つくづく、どうなの。あくまで私の感覚にせよ、炊飯器以下の政府って、なかなかないぞ。