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猫たちとお刺身

私は今度の選挙で、民主党が負けた、というか自民党はじめ憲法変えようという勢力が勝ったのは、あ~、またくだらんこと考えるやつが増えて、九条の会が忙しくなる~という、ものすごく個人的な?理由で憂鬱なのだが、その結果かなんか知らんけど、国家戦略室が縮小されるとかいうのはうれしい。名前からして、いや、中身は知らないが名前がもうさしあたり大嫌いだったから。

昨夜か一昨夜か博多のどまんなかのマンションの同僚のお宅におじゃました。櫛田神社が一望できる最高の場所で、明け方の追い山までいたかったが、原稿のしめきりがあったので、夜中に泣く泣く帰った。
原稿はおかげで今やっとしあがってメールで送った。あ~もう、乾杯でもしたいが、そんなヒマもない。

雨がようやく上がったと思ったら、風もなくてむし暑い。私の家の下にあるお隣と私の家の境の崖がこの雨で少し崩れて、ご主人が補修しておられたが、途中でやめておられるようで、体調を崩されたのかと心配だ。
私の敷地との境界は、この崖の上にあって、私はその境の内側に業者にたのんで、かなりしっかりした塀と柵を作っている。ネットでいろいろ調べてみても、この場合、崖は所有も管理も私じゃないはずなのだけれど、念のためにもう一度、来週あたり業者に来てもらって、境界から水がお隣に流れたりしないよう見てもらおうと思っている。
まあ、その前に、庭の草をとって、少しきれいにしておかないと。前庭はこの雨の前に、ちょっと草取りをして、だいたいきれいにしていたのでよかったが。

ところで、昨日の帰り、櫛田神社にちょっとお参りし、屋台が出ていたので、佐賀牛の焼き鳥(というのも変だが)を二本買って帰り、シナモンとカツジにやってみたが、あまり評判がよくなくて、カツジはちょっと食べたが、シナモンは食べなかった。今朝私がおいしく食べた。
リベンジと、今夜はスーパーで半額の刺身を買ってきて、シナモンに二切れほどやったら、大喜びで食べた。
カツジにもやろうと彼のへやに入ろうとしたら、例によってすばやく居間にすべりこんでしまい、シナモンとバトルになって、寝室までシナモンを追っかけてきて、全身ふくらませてふ~ふ~うなってるカツジを、後ろからそっと持ち上げて、彼のへやに戻した。
椅子の下でふてくさってるので、慰めるために刺身をもって行ったら、目をまんまるにしてきげんを直し、ぱくぱく食べるので、つい何切れも与えてしまった。
食べやすいように、私が小さくかみちぎって手にのせてやってるのだが、次々食べるので急いでやろうとしていて、細切りの大根がひとすじくっついてるのに、私も彼も気がつかず、彼は大根だけを勢いで食べてしまった。一瞬、ものすごく妙な顔をして、じっとうつむいてしまったのが死ぬほどおかしかった。よっぽどまずかったんだろう。すぐまた次の刺身のかけらをやったら、忘れたようにまた喜んで食べていたけど。
おかげで私は、大根ときゅうりだけで、刺身はほとんど食べられなかった。まあ、猫との暮らしなんて、そんなものだ。

それにしても、その昨夜か一昨夜かの同僚のお宅でいただいたサクランボがおいしかったので、ついスーパーで小さいパックを買ってしまい、久々に買い物が2000円を超えてショックだ。エビの天ぷら一匹とイワシのハンバーグ一個を我慢するべきだったかもしれない。
でも、先日、上等のきれいなレタスの小さい一袋をやめて、大きいけど傷みかけたレタスが二個入って50円という袋を買ってきたのはいいが、絶対腐らせるなあ、高い買い物になるかなと思っていたが、冷蔵庫の扉の裏に立てたまま置いて、上から適当にむしっては使っていたら、案外長持ちして結局ほとんど全部無事に使えた。これには思わず快哉を叫んでいる。

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カツジ猫