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目くじら。

◇何をしたわけでもないのに、妙にパソコンのグーグルの画面が変わってしまって、ものすごく仕事がしにくく、ブログの更新も気が進まない。こういう対応が遅くなるのもトシのせいかしらんと思うと、何かますます腹が立つ(笑)。

今日は久しぶりにいい天気。朝から環境美化作業とやらで、地域の人たちとごみ拾いをした。1時間ほどで終わったが、ちょうど曇っていて暑さもそれほどでなく助かった。行かないとたしか1000円ぐらい不参加費をとられるので、時給1000円のバイトをしたと思えば、そう悪くもないか。

◇「しんぶん赤旗」についての、こんな記事を見つけた。いろんな用語の使い方について、どうってことないが面白かった。

http://www.news-postseven.com/archives/20161001_446104.html

◇母の98歳の誕生日が来て、緑の毛糸のセーターと、真っ赤なパンツをプレゼントにし、ケーキと花を持って行った。母はセーターを見て「きれいな色ね」と感心し、ケーキもほとんど食べてくれたが、やはりかなり弱って来たようで、100歳までは無理かなあと思ったりする。

並べて書くのもどうかと思うが灰色猫のグレイスは、毎日飲ませる薬のせいか、とびきり上等のエサのせいか、今のところは元気がいいし、顔色もいいし、きげんもいい。むしろ私が上の家に行ってることが多い分、カツジ猫が何となく不安定で、妙に甘えて来たりする。

母にしてもグレイス猫にしても、長生きはしてもらいたいのだが、私の方が先にバテそうなのが困る。頼むからこっちが充分世話をして、にっこり笑って見送る気力や財力やその他もろもろがあるうちに幸せな最期を迎えてほしいと思うのだが、こればっかりは何とも予定のたてようがない。せいぜい、こちらも、自分を大切にして、元気で楽しくしてるしかない。

◇少し前だが片山さつき議員が、貧困を訴えた女子高生の映像で、家の中の様子を見てると、あれこれいいものがあるから、まだそんなに行きづまってないんじゃないかとか発言して、批判されてた。「生活保護のくせにパチンコに行って」みたいな、この種の発言や考えが私はもう、まったくやりきれないのだが、それは昔、組合の活動をしていて、「集会に誘っても来なかった人が、どこそこで遊んでましたよ」みたいな発言もおんなじで、人には金でも時間でも、自分なりに無駄や息抜きをして栄養補給しなければ、続けていけないことが山ほどあるのだ。
私など、昔、大学改革の会議で消耗してたとき、UFOキャッチャーに多分60万円ほど使ったことがあるし、最近でも乏しい年金生活で、自炊に励み掃除に明け暮れ、まともでまじめな毎日を送っていると、ぱーっとバカなこと華やかなことがしたくてたまらなくなる。花を買ったり映画を見たりマッサージに行ったり美容院に行ったりして、多分身の程知らずな金を使ったりもする。でもそれは、まじめでつましい暮らしをして行くための、どうしても必要な活力剤だったりする。

ただそれが、活力剤かただの堕落か、明日へつながるものか本当のムダかの判断はすごく難しい。それは一番わかってる本人でも、まちがえることがある。
だから、そういうアドバイザーや相談役は生活保護の相談員でも何でも必要だと思う。でもそれは機械的な均一な基準で押しつけたり切り捨てたりするものではないのだよね。

第一、無駄とかぜいたくとか言うてもだね、世界遺産登録やうなぎのCMに金使ったり、リニアカーだの豊洲の地下だのオリンピックだのもんじゅだの爆撃機だのと、億規模や兆規模にもなる予算を、誰がどう認めたかもわからないままにどさどさ決めて湯水のように人の税金使ってる、地方自治体や政府や、それを黙認してる人たちにたかがパチンコ、たかがUFOキャッチャーがどうこうなんて言うてほしくはないわ、絶対に。目くじらはもっと大きなもんにたててほしいわ、けちくさい。

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カツジ猫