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秋の気配

※キャラママさん、じゅうばこさん

実家に帰っていますが、川の土手には真紅と黄色のまんじゅしゃげ(彼岸花)が入り乱れて咲いて居ますよ。この花はどんな色でも美しいですね。

此の所しばらく倹約して御墓には安い花を供えて居たのですが明日は御彼岸だし、涼しくもなった事だから花も余り可哀そうでないだろうと、濃い紫の珍しいトルコ桔梗と淡いオレンジの薔薇を供えて来ました。御供えに薔薇はいけないとも言いますが変わった物が好きだった祖父母達はきっと平気でしょう。他にも幾つか花や葉を添えて花活けに挿していると、何だか私は毎回墓で生花をしている気分です。(笑)

※猫のモモの姿がないので、死んで仕舞ったのかしらと思いつつ玄関前の草取りをして居ましたら、暗くなって門燈も点き、草もほぼ取り終えた頃、御馴染のしわがれ声で鳴きながら御帰還になりました。今、缶詰を開けてやった所です。

※私の方も春から色々鬱陶しい事があり、まだ全部片付いては居ないのですが少しはけりがついた事もあって、何とはなしにこの古い家が久々に自分のもとに帰って来たような、ほっとした気分でいます。色々あって、特にこの数カ月、此の家を見ると嫌な思いがして、片付けるのも苦痛でした。秋の訪れとともにそういった事も一段落して漸く少し心が安らぐ思いがしています。

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カツジ猫