空が明るいようだから
明日はきっと晴れだろう。また、そうでなくては困る。
新築中の家は、ほぼ仕上がって来たのだが、あと少しというところで雨に降られまくっている。
今日も雨で、来るはずだった大工さんは、来なかった。大分の日出生台演習場の抗議集会に行かれたようで、現地から、「こっちは降ってないけど、そっちはどうか」と少し心配そうに電話があったので、「どしゃぶりだから安心して、抗議集会を成功させてきて」と言っておいた。
だいたい私は、東北を忘れないと決意して毎日すごしているのはいいが、それだったら同じ比重で沖縄も忘れてはいけないのだと、最近はたと気がついた。
いや、忘れていたわけではないが、自宅の裏に原発があるのと米軍基地があるのと、どっちがましかと考えたら、これこそまったく不毛な選択で、どっちもないのがいいに決まっていると、あらためて実感した。
米軍基地は沖縄に押しつけてきたわけだが、原発も安全神話がゆらいだ今からは、同じように、どこも新規に受け入れはすまい。これまでのように過疎地に押しつけるにしても、何かあったときの被害の広範さを思えば、周囲の市町村だって黙ってはいないだろう。
まあ、こういうことについては、いろんな意見の人がいるだろう。で、私と意見がちがっていても、以下のことには、それとはまた別に関心を持って、考えてほしい。横目づかいのカツジ猫が、どうやら紹介し忘れたらしい、「みなしご救援隊」のブログの、今日の記事で代表の方が、各都市の保健所の、犬猫殺処分について書いておられる。
http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/
今回福島で、動物救援にあたった団体は、「みなしご救援隊」以外にも非常に多くて、なかなか紹介しきれないのだが、その多くは、もともと各地で保健所の犬猫の処分を減らせないかなくせないかと、地道に粘り強い活動を長く続けて来た団体だ。たとえば、ここなんかも、その一つだ。
http://ameblo.jp/nagasakihokennjyonoinoti/page-1.html
こういった人々の活動の結果、各地の保健所で、改善がなされていることもあるのが、上のブログの記事からはわかる。私たちが動けば、世の中は少しは動く。動かなくても、考えて、知っているだけでも、少しは動く。そのことが、この記事からは伝わってくる。