胡蝶蘭をいただいて
あけましておめでとうございます。
年の暮れに胡蝶蘭をいただいて、ちょうどほしいと思っていたので大いに喜んだのですが、ネットで育て方を調べたら、寒さが何より苦手というのであわててストーブのあるへや、つまり今仕事をしているへやの机の上に持ってきています。今のところ元気なようですが、日にあてた方がいいとも書いてあったような気がするし、このへやは日があたらないのだよね。どうしようか。
明日はお天気もいいらしいから、玄関においておこうか。
そもそも何で胡蝶蘭がほしかったかというと、片付けをしていて、胡蝶蘭の固形肥料が一袋出てきたからで、しかし考えると胡蝶蘭なんか昔からあったことはないので、どうも去年ポインセチア用に買ったのじゃないかと思う。
そのポインセチアだが、クリスマスまで保ちそうにもない安物だったが、ちゃんと保って今も玄関に咲いている。もっともあれはどこまでが花か葉なのかよくはわからないが。
去年は何とか育てようと苦労したのだが、結局枯らした。私の園芸能力が上がったとは思えないから今年もなかばあきらめてはいるのだが、帰って玄関で赤い葉を見るとやはりほっとする。
胡蝶蘭も何とか枯らさずにいたいが、どうなのかな。
暮れも正月もなく、紀行全集の校正にとりくんでいる。最終校正のはずだが、補充や訂正が続出で、到底これで校了にできそうにない。目の前が暗くなる。ええいもう、下高井戸の代官の名は誰なのだ、雨降り型という柱の立て方はどんなのだ。辞書にもネットにも見つからない。くやしくて、じりじりする。
これに全力投球できるならいいのだが、明日はもうまた何か会議があった気がする。どうしてくれよう。
しかし、年賀状で「ホームページ拝見してます」と書いてよこした知人や旧友、卒業生は多かったが、誰一人として私の愚痴や暴言を「精神状態大丈夫ですか?」と心配していた人がいないのは我ながらあっぱれというしかない。
「我ながら」の使い方がまちがってると言われそうだがそうではなくて、結局私がこうやって半狂乱でとち狂ったことを書いたり言ったりしている間はまだ大丈夫と、私を知っている人ならわかっているということが何となくわかった。
たしかに、本当にせっぱつまって大変だったら愚痴も悪口も言わないだろうからな私は。
それで思い出したが、去年もじゅうばこたちとやった「イライラもいろいろ」の今年度バージョンもまたそろそろやらなくちゃ。
今日、賀状の追加を郵便局に出しに行って、そのへんの道はすいていたので、天気はいいし、ちょっと遠出でもしようかと思ったら、いきなり宗像神社の初詣らしいラッシュにまきこまれ、ほうほうのていで逃げ帰った。三が日に外出なんて絶対するもんじゃない。
年末はおせち用かスーパーに珍しい食材があって楽しく、真っ赤なニンジンや数の子や蒲鉾を買いこんだ。蒲鉾はお隣の奥さんからもおいしいのをもらった。
今日は料理をする気もせず、その数の子を適当に塩抜きをしたのと熱いごはんをかっこみ、クリスマスに買っていた残りのフルーツケーキをかじるという、泥棒の来ないホームアローンの映画のような生活をした。血圧にも血糖値にも絶対いいことない食事だから、明日はやめなくちゃなるまいが、これはこれで豪快でいい。
カレンダーもまだ買ってなくて、もらったのも少なくて、この部屋の分がないので、日にちがわからない。とにかく今日したことは校正と、猫たちの一匹の首に首輪をつけてやったことだ。脚が一本ない黒猫の雌のバギイに赤とピンクのをつけてやった。金色の目がまん丸で毛が絹のようにやわらかい美女猫で、あまりなついてないのだが、案外おとなしくつけさせた。それでも私の手につめをたてて、皿を洗う時見たら血が出ていた。
じゅうばこさん
アバター、ありがとう。どこにこんな衣装が・・・(笑)。
それと、この顔、きつくて色っぽい顔なのに、目尻と眉のはしを髪でかくしただけで、すごく印象かわって清純そうになるね。いや~、勉強になります。髪型ってあなどれん。