落雁。
◇22、23日に福岡教育大学で民教連という先生方の集まりが主催する、大規模で面白い催しがある。いずれ詳しく紹介するけど、前売り券1000円で二日間たっぷり楽しめるので、近場の方はぜひご参加下さい。
私も講座を一つ担当してるのだけど、新見南吉「手袋を買いに」について話すので、つい資料に使おうと、山ほど(と言っても10冊ほどだけど)絵本を注文した。ついでに、机の上に積んであった、読みたい本が載ってる新聞を片づけたくて生協に全部、その本を注文したら、多分二万円ぐらいで二十冊ぐらいになった。
金もないけど、絵本はともかく、こんな本、読む時間をどうやって作るつもりなのか、2ちゃんねる風に言うと、自分を小一時間問い詰めたい。いや、絵本だってじっくり見比べたら、バカにならない時間使うのよ。ああもう、ほんとに。
しかも、今は、いいかげんに買ったイアン・マクガイアの「北氷洋」の文庫本とか、つい読んでるし。マチュリンみたいな医師が出て来る。乱暴で荒々しい文章が続いて、いっそ爽快だ。それと、ワトスン医師も参加したのだっけな、インドの「セポイの乱」の市街戦の様子がリアルに登場したのは、ちょっと楽しかった(内容は全然楽しくないが)。多分、こんなの小説で読むのは初めてだ。
◇仏壇に供えっぱなしてた、お盆のお菓子も一応下げて、クッキーとかと入れ替えたんだけど、このお盆菓子、いつどうやって食べようか。昔、研究室の女子学生で、落雁が大好きという人がいて、これ幸いとお盆のときの落雁を食べてもらっていたのだが、あんな人がまた身近にいないかなあ。いや私も落雁は好きだし、それなりにバラエティに富んだかわいいお菓子を買ってるのだけどさ。賞味期限は長いと思うから、寄付する荷物の中に入れたらいけないだろうか。
◇雨が降って、うすら寒い。仕事が進むのはうれしいけど、秋が深まると思うとあせる。