行ってこい行ってこい。
◇私がしょうもないくだを巻いている間に、「川内原発をとめて」の署名が10万人を突破したようです。
当然でしょう。こんなに先が見えない地震のさなか、原発を動かすという神経が、どう考えてもまともじゃないです。
まともじゃないと言えば、さち・ド・サンファル!さんのツイッターでも紹介されてますが、NHKの画像は、九州の地図で地震の模様を紹介するとき、川内原発のある下の部分を切りとって、隠してます。もう、することが異常です。
https://twitter.com/sachi_girigiri/
こたつぬこさんのツイッターで見たんだったと思いますが、川内原発を許可したときの地震の震度の想定は5だったらしいですよ奥様。震度7の地震が起こったら、とめる以外のどんな選択肢があるって言うんでしょう。
◇その、こたつぬこさんのツイッターは、首相がこの時期に外遊することについて、サミットで花道を飾りたいんだろうとかいろいろ分析されています。
多分これ正しいんでしょう。でも私個人の感覚では、もうそんな高尚で複雑なこと、あの首相は考えていなくて、ただもう、いやなことから顔そむけて逃げ出したいだけなんじゃないかと思えてなりません。
東北の震災のとき、自民党の政策で作られた原発の事故に、枝野さんは不眠不休でテレビで国民に説明し続け、菅さんは住民やマスコミに批判されながらも、現地に赴いて攻撃や批判に身をさらしました。それは為政者として当然の、どんなにつらくてもしなくてはならない最低限のことですが、今の首相にその勇気は絶対にない。
強い国が好きな人ですよ。その中心で、ちやほやされて、ふんぞりかえるのが。
壊れて、汚れて、傷ついた町や人には、近づきたくもないし見るのも考えるのもいやなんでしょう。臆病で、冷たい人です。
こんな時に外遊なんて、ふつう、国と国民が心配で、とても目を離せないはずでしょうに。聞いたときに信じられなかったけど、更に支持者だかネトウヨだかの人たちが、それを必死にネットで弁護してるのを見て、あーもうどうせ、首相の周辺もこんな風で、この非常識を非常識と言って聞かせる人もいないんだろうと実感しました。
私はすぐ相手を見限るので、もういいから外遊に行って来いと昨日の段階では思ってました。ぜひ行けや行っちまえやと思ってました。こんな時に国と国民を放って外遊したという事実は、もう永遠に残って消えないからな。個人史でも日本史でも消せない汚点として、ずっと残るからな。それに気づかない内に、とっとと行ってこい、誰もとめるなよと心から思ってました。
しかし、今日になったら、外遊の日程を短くしようという案も出てるらしいですね。なかなか、そううまくは行かないもんです(笑)。
◇今日は田舎の実家に日帰りしてきました。うららかなお天気で、若葉と蓮華草がきれいでした。
実家は大分県ですが、家にいる間にも一度ちょっとゆれました。
近くの土手や旧宅の庭の桜はもうすっかり緑になって、こんもりと茂っていました。