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裏クリスマス・キャロル

じゅうばこさん
アバターに本など持たせて下さってありがとう。
まだ暖かいので、なかなか年末気分になりませんよね~。

「クリスマス・キャロル」は私も見ました。
ついでに市民劇場のお芝居でも見ました。
これがなかなかよかったですよ。
ボブ・クラチットが映画に比較して男前でした。(笑)
この作品(小説)については、リンクしている「目指せ高等遊民」で、三太夫さんとチャットまがいの雑談で盛り上がってます。
私もですが、あちらもどこぞの教師で、おたがい死ぬほど忙しいはずなのに、いいんでしょうかこんなことで。

また、やはりリンク先の自分の研究室の掲示板でもクダを巻いていますが、会議と書類と学生指導にそろそろ体力の限界を感じています。
定年前の最後の年って、徒然草の吉田兼好に言われるまでもなく、「もうあとがない」と思うと緊張して用心するので、妙に水面下、意識下で疲れるんですよ。

これでも私なんか恵まれてる方で、若い人はもちろん、同期の同僚もずいぶん仕事をさせられていて、「最後の年にミスすると退職金がパーになるのにな~、だから責任ある仕事はさせないものなのにな~」などとぼやいています。

それでもとにかく、私の後任にはずいぶん良い方が決まりそうで、それだけは少し安心しています。

ともあれ、そんな気分の中で見た「クリスマス・キャロル」なので、思わず「夫と仲むつまじく、大家族に慕われ、町の人にも好かれ、ボランティアや途上国支援や環境保全の活動などもしている優しい老女が、クリスマスにあらわれた、かつての友人の幽霊から、『もっと人のためでなく、自分のために生きるのだった、あなたはまだ間に合う』とさとされ、奔放な恋人と過ごした青春や、実は家族のつきあいが苦になっている子供たちや、皆に囲まれ嘆かれつつベッドで息を引きとる中、それが嫌でたまらない自分の臨終などを見せられて、目覚めて夫に、『今年のクリスマスは皆ばらばらに好きなことをしましょう』と宣言して、一人で場末の居酒屋で酒を飲む」などという逆バージョンを映画や舞台を見ながら、すらすら思いついてしまいましたよ。頭の別の部分ではちゃんと感激も感動もしてましたけどね。(笑)

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カツジ猫