見もしないで映画の感想を語る末期症状。

家のかたづけをしながら、テレビをつけっぱなしていたら、なんべんテレビの前に行っても、まだウルヴァリンが苦労していた。この人もほんとによくまあ、不幸な生い立ちだったんだよなーと、映画をろくに見ないでいうのもなんだが、あらためて感心する。

（以下ネタばれ）なんか暖かく世話してくれる老夫婦にめぐりあって、そこにも敵の手がせまる、って話なんか、私ずっと以前にちらと見て、あ、キャラママさんに教えてやろ、これって「情けあるおのこ」のパターンじゃんよ、と思ったのですが、なんだかわりと、映画の前半の話と思ってたんだよねー。

そうしたら、今日、さんざん何度もテレビの前を横切って横目でみて、そのたびに、めちゃくちゃ不幸な目にあってて、いいかげんそれがもうラストに近いあたりなんだよな、あれって。ようやるよ。映画館で見ていた人、げんなりしなかったんだろうか。まー、ヒュー・ジャックマンがいい意味で脳天気に明るい感じがどっかにあるから、陰惨にならんからいいようなもんの、これじゃ筋肉バトルサスケ風の「おしん」じゃないか。

というわけで、キャラママさん。
その内に「情けあるおのこ」のネット上シンポジウムでもしませんか？　お仕事いろいろ忙しいのはわかってますけど。