言いたかないけどそっくりじゃんよ
今日もものすごい暑さ。食欲もないので、今からいただいたゴーヤでも調理して、そうめんといっしょに食べるかな。
国葬反対の声が高まっている。したらば岸田首相が「国葬したからって国民に弔意を強制するわけではない」とか言い出してるみたい。あのね、だったら何だって国葬するのよ。人の税金湯水のように使って、コロナ対策もほっぽり出して。言っちゃ何だが、やるからには、国民に弔意を強制するぐらいの気持ちでやってほしいよ。裏庭でこそこそ死んだカナリアの葬式するわけじゃないんだからさ(子どものころの私がしてたこと)。
絶対にこの言い草で思い出すのは、憲法変えようとするたびに、「変えても何も変わらないんです!」と力説していた、今回、政府から国葬したがられている元首相。だったら別に変えなくてもいいじゃんと誰もが思ったろうし、変えるからにはどこを変えるかなぜ変えるのか、はっきり説明しなきゃ嘘だろうと私は毎回思ったが、結局最後まで、そのことは口にしないままだったね、元首相は。
岸田首相は基本的な礼儀作法やものの言い方は、さすがに元首相よりはましという印象だったけど、この言い草を聞いていると、まったく同じ体質で精神構造で救いがないとしか言いようがない。お里が知れたとか化けの皮がはげたとか何でもいいが、そういうことばが目の前をすうすう飛んで行くみたい。
そりゃそうと昨日だっけ、まあごく一般の方々とおしゃべりしていて、ここまで統一協会がいろんなとこに食い込んでいたのが恐ろしいとか驚いたとかいう話の中で、お一人が「あのお兄さんがいなかったら、こういうことも全部わからないままだったんでしょうねえ」と普通におっしゃって皆も普通に聞いていたのが、あとで考えると猛烈におかしかった。しかし、あのお兄さんの消息がまったく聞こえて来ないのも、これまた気持ちの悪いことだ。誰かかどこかが、しっかり保護というか監視というかしてくれているのだろうか。
もうすぐ広島に原爆投下された日が来る。作家の吉岡紋さんからいただいた御本の中の、ご主人が長崎で被爆したときのことを書いた文章を読み直している。三菱重工に勤めておられたようだが、あそこには私の親戚の人もいて被爆している。お知り合いだったのではないかとか、つい考えてしまう。
というわけで、ひさびさの「せやろがいおじさん」です。でも、いつもほど、切れ味がよくないというか笑えない気がするのは、せやろがいおじさんのせいじゃなくて、現実の方があまりにもぶっとんでて、シュール(もちろん悪い意味でだよ)だからと思います。