謎ばかり。
◇新しいブログの形式になってから、使い勝手はいろいろ悪くなさそうなんだけど、わからん機能も多すぎて…さしあたり、よそさまのブログとのブログリンクのしかたがわかりません。うーん。
で、腹いせに、「投票」とか「書庫の新設」とか、いろんな機能を試して見てます。しかし、文字の大きさが勝手に変わったり、いまだによくわからない点も多くて、お見苦しいのはお許し下さい。まだまだ試運転中です。
アバターの設定とかもしたいんだけど、やるとまた私はまるからなあ。ヒマもないのに。
◇ゆうべ老人ホームの母のところに行ったら、「どうね、世の中は何か変わったことはないね」と聞かれました。
「安部首相が内輪の相談だけでばたばたと、憲法骨抜きにして戦争ができるようにしようとしてる」と報告すると、母は少し考えてから、「まだ戦争をしようなんて言ってる人たちがいるのかね」と言いました。
「いるのよねー。というか、戦争をしたいと思ってる人はそんなにいないだろうけど、首相や政府は、ちゃんと説明もしないで、ごまかして、戦争できるようにしようとしてるから、たちが悪いよ」と言うと、母は「ふうん」とまた考えこんでいました。
96歳の母は、戦争中は軍国少女だったようですが、戦後は一貫して平和運動をして来ました。今はもう、昼間のことも覚えていないぐらいで、複雑な話がどのくらいわかるか疑問ですが、何かは考えているかもしれません。
実家の近くに、もう何年も空き家になっている大きなスーパーがあります。そこがまだ営業していて、繁盛していたころ、母はよく共産党の人たちや市民運動の人たちと、その前の広場で海外派兵反対や戦争反対を訴える署名をとっていました。ずいぶんたくさん集めていたようです。
車でそこを通るたび、母の戦った古戦場を見るような気がします。
その話をして、「もうあんたは、やるだけやったんだから、何も気にしないでここで楽隠居しといていいよ。あとは私がひきつぐから。私たちがやるから、ゆっくり休んでいい」と言うと、母はうほうほ笑っていました。
◇そうは言ったものの、私にも名案があるわけでもなく、くう、公明党はがんばってもここまでかとか、毎日新聞は最近いい記事出してよくやってるなあ、契約しといてよかったとか、まるでサッカーのサポーターみたいな感想しか持てないのが自分でもムカつきます。
昨日の毎日新聞には、若い人の無関心についての記事があって、ある若い人の発言として、「護憲派の上の世代の人の理想主義って、既得権を守ろうとする人と同じにおいがする」というのがあった。
これだけじゃ略しすぎてて何にもわからないので、もっとどういう意味なのか知りたいなあ。
いや、若い世代が年上世代の理想や信条に反発するのは、自然だし健康的とさえ思うから、そういう感じの発言としたら賛否は別としてわからないでもない。
でも、旧世代の既得権とかそういうこと言うなら、むしろ、もう戦地に行く心配なんかない年寄りが決めた法律で若い人を戦争に行かせることができることになりそうなこの事態に、もっと神経さかだてた方がいいんじゃないの。
あと、「戦争に自分たちが行くことはないはず。専門家(自衛隊)とか傭兵とかにまかせればいい」という意見にはいろんな意味で笑った。そうだろうなあ。そういう感じはしてたなあという思いだ。
同じ世代で戦争反対の人もいるけど、話し合いや議論をする機会がないという意見もあって、それもとてもよくわかった。意見や好みがちがう人と話し合え対立する楽しさが、ほんとに最近持てなくなっているからなあ。負けちゃいけない議論ばかりだから、余裕を持ってけんかもできない。そこが一番問題なのかもしれないって。
◇この前、半年ぶりにパーマをかけてもらった。美容師さんはますます大胆になって、私の髪を刈り上げて上はくるくる巻きにして、全体としてほとんどコケサンゴの鉢みたような頭になった。涼しくていいのだが、刈り上げた側面の頭皮にメガネのツルが食いこんでいるのは我ながらいただけない。頭のダイエットってどうすりゃいいのよ。
そのパーマの予約に遅れそうだったんで、近道していつもとちがう小路を通ったら、思いがけずに、もう何年もずっと探していた藍染のシャツとか売るお店が、移転してきているのを見つけた。うれしくて、ストールを二枚買ってしまった。お店の人も私を覚えてくれていて、話がはずんだ。
http://www.sinkukan.com/?cat=3
前のところからひっこしたのは、お隣にホルモン屋さんができてしまって、どうしても匂いがうつってしまいそうなので移転するしかなかったらしい。四年ほど東京でお店やってて、そこでもうまくやってたようだけど、こちらに工場があるし地元なので、再開したようだ。またこの話もゆっくりと。あー、都議会のヤジから女性問題なんかについても書きたいことはたまってるんだけど、時間がないよー。