1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. 逃げ切れるか二月(笑)

逃げ切れるか二月(笑)

別にいやなことばかりじゃないけど、二月の後半は、ひょんなことからめっちゃ予定が厳しくて。
 どうやったら体調こわさず、無事に乗り切れるかとあれこれ考えていたのですが、これまでのところ、危なっかしくも何とか予定をこなしています。
 いえね、若くて元気なときなら、ほんとにどうってことない日程なんですけど。

それもいよいよ終盤。楽観はできないけど、何とか無事に切り抜けられるかも。しかし、ここで気をゆるめてはならないぞ(笑)。

そんなこと考えて自分を大事にしていたら、今日は一日ほんとになーんにもしてなくて、やったことと言えば、猫にかみつかれながら、お尻の毛玉を切り取っただけじゃないか。
 これではいかんと夜になって、のそのそスーパーに買い物に行き、あれこれ食材を買って来ました。これで終末は何とか生き延びられそう。ふー。

あとは、他愛もない文庫本を数冊読み飛ばし、仏壇に供えるバナナとひなあられを買ってきた。古い冬のパンツを二つとジーンズ一つをリフォームに出し、トイレのかわいい猫の時計の電池が切れてたのを取り替え、数年前に衝動買いした、わが家の家紋のワラビが描いてある細いタペストリの紐がすりきれて切れていたのを取り替え、などなど、家事雑事を少々片づけた。
 あの、最後の二つはね、天井近くの高さまで、椅子にのぼって手をのばさなきゃならないので、高齢者にはそこそこ冒険なんですよ。なので、昔ならなかった達成感がある。

他愛のない文庫本とひとまとめにしてしまったが、どれもそこそこ面白く、時間つぶしには充分役に立った。『おひとりさま日和』のアンソロジーは結局ベタだが、レンタル番犬リクウェル君の話が好きだった。
 そうそ、漱石の「門」もやっとこさ読み上げた。やたら快適で面白かったのだが、だからこそ、ちびちび楽しんで長引いてしまった。いやー、クライマックスの核心を、あんなに抽象的に凝縮処理するあたり、あなどれん。
 今、「それから」にかかっている。気づいたら私は漱石をほとんどきちんとまだ読んでないのに気づいた。楽しみが増えてよいわあ。しかしこれこそ、ブックオフで買ったらかなり安上がりになりそうだと、今ごろになって気がついた。ははは。

Twitter Facebook
カツジ猫