連句の断片(5)
ラストの一枚です。何だか名残り惜しいねえ(笑)。
山笑う停年坂の昼下がり
うなだれながらもつくし発見
マッチ棒月夜のあなた肩狭し
寄り添い歩く日本の夏
縁側でスイカの種も照らされて
線香花火いっせいに咲く
食欲を浴衣で隠した恋終わる
三段腹の重さが残る
むなしさは大食いのあとの体重計
ファッション雑誌のモデルは笑い
満開の桜の花を背景に
場所とりする人爆睡中
8じだよどうするどうするタクシーを
呼んでも来ないあなたは嫌い。
ヒグラシがもう鳴きだした帰ろうか
金の波よす東ヶ蒼に
ちょっとあちこち意味不明。しかも鉛筆の文字が薄くて読みにくいところも多い。誰かしらんけど、ちゃんと書けやこいつ。と、つい切れたりして。