道なかば。
◇首相が何かっつうと口にする「道なかば」というスローガンを使って、「道なかば さかさに読めば ばかな道」という川柳がある。この前の九条の会の定例会で、私がそれを皆に教えたら、隣りにいた若い市会議員の上野さんが「さかさに読めば、ばかなちみ、ですよね。まあそれでも面白いけど」と、一人で妙にこだわりつつ、受けていた(笑)。
で、今日明日で何とか上の家の居間と台所ぐらいは、人を招けるようにする(風呂場まで荷物を詰めこんでいる、あとのことは、さしあたり、もう知らん)という私の壮大かつ無謀な計画は、せっせと働いた結果、まあもしかしたら実現できなくもないかもしれないけど、さしあたり、みごとに今の時点では道なかばで、どこもかしこもいわゆる汚部屋なみに、とっちらかっている。いいんだ、前進はしているんだからと自分をなぐさめて、今日のところはもう寝よう。
◇カツジ猫が、世の中には絶対にもっと何かうまいものがあるはずだという顔で、にゃおにゃおみゃおみゃお言ってくるので、灰色猫のグレイス用に買ってきていたレトルトのえさをやってみたら、狂喜してがっついて食べた。だけど、わかっていたんだけど、こいつはほんとに、ちょっぴりで満足するので、半分近く残してしまって、どうせもう後は食べないんだろうから、今からグレイスかマキのところに持って行ってやろうかと思う。ついでに、グレイスたちの部屋にタイマーで数時間でも、エアコンをつけてやっておこうかと思う。あまりの寒さだし、彼女たちももうトシだから。せめて二匹が仲がよければ、くっついて寝るから問題ないのだが、こいつら共存しないんだよな。特にグレイスが、いっしょにしたら、きっとマキを庭に追い出すに決まってる。仲よく複数の猫を飼っている人たちが、うらやましいし、尊敬する。