風邪だけならともかく

◎ここ数日、腰が痛くなり、冗談ではなく歩くのにも不自由する始末でした。猫のカツジがうちに来たころ、子猫の時の栄養不足か何かで腰の調子が悪いらしく、モンローウォークみたいにお尻をふりふり歩いていましたが、実際、腰が痛いときはあの歩き方が一番楽だということが非常によくわかりましたよ。

まあ、昨日ゆっくりお風呂に入って、二匹のでか猫に左右から顔と首をはさまれて、ぬくぬくと寝たのがよかったのか、今朝はずいぶんよくなっていました。
あいつらが、腰の両側に寝ていてくれれば、多分もっとよかったんでしょうが。（笑）

◎最近カツジは私が数日留守をして帰ってきても、あまりうれしそうでもありません。仏頂面で出迎えます。
ひとつは、どうも私がいないとシナモンとけんかしてもカツジは負けるらしく、いつもシナモンがいばっています。
さっきも、朝飛び出した時のままになっていたベッドをととのえようと、勢いよくふとんをひっぱいだら、中にシナモンが入って寝ていました。「ああ、いいのいいの、そのままで」とふとんを元に戻したので、きっとまた今夜も、くしゃくしゃの毛布で寝なくてはいけないんでしょう。

◎今日の地域の方々との紀行文研究会では、新しい方がお二人お見えになり、久しぶりにいつものメンバーも全員そろいました。初めての方もおられるので、わりと読みやすい字の紀行をテキストにしました。これが今年最後の研究会で、今度お会いするのは来年ということになります。年末だよな～。

新しい方に、くずし字のもとの漢字を教えていて、「那」という字の説明に「那須野の『那』、那須野与一の『那』、え～ともっとわかりやすいのないかな～」とあせっていたら、すかさず、福岡からいらしているお一人が「那珂川の『那』、那の津の『那』です」と言って下さって助かりました。（笑）

◎しかしこう腰が痛いと、金正日の死亡もああそう何それといった感じでしか聞けなくて、妙な連想ですがゲバラは実際えらいなあ。彼はずっと喘息に苦しんでいたそうですが、そんな中で人類や国家や未来のことを考えられるというのは立派なものだと思ってしまいます。
でもともかくも一つの時代の終わりではありますね。どうか、よい方向に少しでも変わりますように。少なくともあの国の脅威を口実にして、日本の軍備の増強をするような図式は、もういいかげんにうんざりです。