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鼓舞。

◇こんなこと書いてる場合ではないのだが、自分を鼓舞するために現状報告というか実況中継をしとくと、昼過ぎに共産党の人たちがバザーの品物を受け取りに来られるので、それまでに、最後の荷づくりをしなくてはならない。

と言っても昨夜は深夜までがんばったので、友人がときどき「とてもそうは見えないが」と、つぶやくように、見た目はものすごい状況であっても、私の目には、もうだいたいのめどが立っていて、輝かしい未来が見える状況までこぎつけてはいる(ほんとかね)。

◇カツジ猫は一応元気にしていて、ゆうべは私にくっついて、頭を枕にすっぽり埋める「すまん寝」をしていました。ドライフードもばりばり食べて元気そうなんだけど、ときどき、あてつけのように水をがぶがぶ飲みます。
もしかしたら、さしみも甘えびもわけてもらえなくなったので、ぐれているのかもしれません。「何かもっと、おいしいものがあったはずだろう。出せよ」みたいな感じでしょうか。

◇いろいろとまだ書きたいことはありますが、とにかく片づけに出かけて来ます。もう意を決して、山ほどある下着と靴下を古いのから捨てまくることにしました。叔母のネグリジェも、毎日着替えていたのかと思うぐらい多いのですが、これは人にもあげられないし、もう少しとっておくしかなさそうです。

まあしかし、ここに来て、服も食器もアクセサリーも雑貨も、何となく全貌が見えて来たのはありがたい。と言いながら昨日の深夜に段ボールをひとつ開けたら、まったく記憶に残ってなかったカップや皿がどさっと出て来て、腰が抜けました。超かわいいカップは多分誰からかいただいたのですが、どなたからか、どうしても思い出せない。とにかく、これで夜にお茶でも飲むことにして、下の家に持って来ました。もう何か買い物に行かなくても、十分に何でも手に入る感じなのが、何だか非常に恐ろしい。

アクセサリーでも服でも食器でも、バザーに出すのはやっぱり、そこそこきれいで、もらっていただけそうなものなので、自分がとても好きなものや、何かの理由で手放せないもの以外は、ものすごくぼろなのや変なのが、結局手元に残るのですよね。つまりは中間層が処分されることになって、何だか、そういうもんだよなあ世の中はなどと、変な感慨にひたったりしています(笑)。

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カツジ猫