ぼくの、しょうだっそう(カツジ猫)
みなさん、こんばんわ
かいぬしは、「さいきん、おまえの、かっこいいしゃしんが、あんまりないね。
たまには、はんさむなとこを、みなさんに、みせよっか」といって、
このしゃしんを、あっぷすることにしたみたいです。
「でも、よくみると、みみが、たっていて、けいかいしてるかおだね。
やっぱり、びびりって、ことか」と、いってたけど、
おけしょうちゅうに、しゃしんをとりにくるからだい。
かいぬしは、「かたづけしごとが、ちっともすすまない」といって、
おおいに、くさっています。
「その、れんさはんのうで、ほかの、いそぎのしごとも、かたづかない」と、
すっかり、いらいらしています。
ぼくが、「おやつ」をたべないで、みずばかり、のむので、
「やっぱり、じんぞうが、わるいのかな」と、きにしたり、
「なんかもう、こころのやすまる、ひまがないわー」と、なげいています。
でも、ぼくは、えさもたべるし、げんきがいいので、
「けっきょく、なんなんだろうなあ」と、あたまをかかえています。
ぼくの、かんがえでは、かいぬしは、
じぶんの、ちからも、かんがえずに、
そうだいな、けいかくを、たてすぎるんだと、おもいます。
けさ、ぼくは、かいぬしが、げんかんの、どあをあけたすきに、
しょうだっそうをして、そとに、でました。
おてんきがよくて、さいこうに、きもちがよかったので、
げんかんのまえで、ころころ、ころがっていると、かいぬしは、
「やれやれ」といって、あきれて、みおろしていました。
それから、ぼくが、あちこち、あるきまわるのに、ついてきて、
しばらくすると、また、だいて、おうちのなかに、もどしました。
「いえをでたとたん、だっとのごとく、ぜんりょくしっそうしないのが、
おまえの、いいところだよねえ」と、かいぬしは、いっています。
そして、ぼくの、くびわと、まいごふだが、
すこし、ふるくなっているので、
「そろそろ、かいかえないとね」といっています。
まいばん、だんだん、さむくなるけど、かいぬしは、
ことしは、こたつを、だすきは、ないのかな。