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70周年記念行事

今日は昼から福岡教育大学の70周年記念行事。昨日から着て行く服をそろえていたら、出かける段になって、太りすぎてて、前のボタンがはじけそうになるのがわかる。ぎゃあっと、別の服を探して着替えて飛び出したら、本当にぎりぎりで、一分ほど遅刻して会場にすべりこみました。

参加者は300人ほどだったかな。名誉教授は18人だったみたい。現職の先生はほとんどいなかったようだけど、まあ私も在職時には、こういう行事には出なかったからな。
それにしても、びっくりするほど女性が少ない。宗像市長の伊豆美沙子さんが公務のために欠席されてたから、来賓と役職の壇上も、その後の祝賀会の鏡開きも、十人ほどの登壇者が皆男性。今どき珍しいというか、何とかならないものかなと、こちらがちょっと、あせりました。まあ、一人ふたり混ざるよりも、いっそすっきりしていていいかもしれない。

記念講演は目白学園大学理事長の尾崎春樹さんで、教育大学の今後の役割を資料を使って提起する、わかりやすくて、無駄のない、ためになる講演でした。資料が少なく、時間も早めに余裕をもって終わるのなど、真似したくなるといおうか、学ぶところが多かった。余った時間に話された、中学校時代の思い出も、面白かった。

その後、体育館で立食パーティー。高齢の方が多いのに立食ですみません、椅子はおいてありますからと主催者側は恐縮しておられましたが、その高齢の方々も皆さんわりと平気でおられたようなのは、さすがに教師をしていると、立ちっぱなしは慣れてるのかな。以前、小林節さんをお呼びして講演会をした折、司会の私たちが椅子はいらないかと聞いたら、小林さんは、「授業をしていると、立っているのは平気です」と笑っておられたのを思い出しました。

私が主事をしていたころの、同じ役職で、いつもいっしょに会議していた先生方がたまたま来ておられて、当時の思い出話で盛り上がっていたら、いきなり当時の事務局長が、昔と全然変わらない陽気な顔で現れたので、驚きました。けっこう強気な人で、私もよく言いたいことを言い合っていたのですが、あまりに昔のままなので、きっと同じペースで生きて来られたのだろうと思いつつ、まあめでたいことだと、皆でまた昔話に花を咲かせました。

今は立派な地位についている、昔の若手の方々ともいろいろ積もる話をして、宴も終わりに近く、ふと見ると、くだんの事務局長が櫻井学長と何か話しておられるので、私もごあいさつに行って、お疲れ様でございましたと握手を交わしました。前学長の寺尾先生は見えてなかったようですが、風邪でも引かれたのでしょうか。気になったけど、お尋ねする時間がありませんでした。

しかし、皆さん、びっくりするぐらい昔と変わっておられなかったのには驚きました。でも、同じ時期にいっしょに仕事をした学長の菰口先生、体育科の大滝先生などは、もう亡くなっておられるので、何だか時が流れたのか流れなかったのかわからなくなります。
そう言えば、事務局長は「菰口先生のお墓参りをして来た」と言っていたなあ。私もまだお参りしていないのに、立派なものだというか、ちょっとうれしかった。

車で行ったので、お酒は飲まなかったけど、記念にお持ち帰り下さいと言われた小さな枡はひとつ、ちゃんとかっぱらって来た。切手入れにでも使ってやろう。

とか言っていたら、日付が変わってしまった。まだ書くことはあった気がするが、今夜はここまで。明日からそろそろ本腰を入れて、クリスマスの飾りつけをするか。

写真は、この前いなくなって、まだ帰って来ないマキちゃん。人に慣れてなかったので、このくらいが近づける限界なのです。どこにどうしているのやら。

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カツジ猫