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ぼくは、かいぬしを、なめない(カツジ猫)

みなさん、こんにちわ

きょうは、おてんきはいいけど、さむいです。
かいぬしは、「ほんとうは、そろそろ、
はつもうでに、いかなくちゃいけないけど、
くろねこの、ばぎいが、しんだばかりだから、
もに、ふくして、らいげつになってから、いこうかな」
と、いっていました。

ぼくの、まいにちは、かわったこともなく、すぎています。
このまえ、かいぬしが、るすのとき、
しろい、けいとのぼうしの、まるいたまが、ついているのを、
らっくから、ひっぱったら、おちたので、
しばらく、それで、あそびました。
かいぬしは、かえってきて、べっどのしたから、
しろい、けいとのたまが、みえているのに、きづいて、
「やったなー」といって、ひろっていました。

ぴんくの、ぼうしほど、てざわりがよくなかったので、
ぼくは、あまり、あそばなかったから、
ぼうしは、どうもなってなくて、
かいぬしも、あんしんしたようです。
「なにか、けだまのような、おもちゃを、かってきてあげようか」
と、いっていました。

このまえのよる、いっしょにねていたら、
かいぬしは、ぼくのかおを、じろじろみて、
「そういえば、おまえは、よく、かみつくけど、
なめるってことを、しないねえ。
あの、ざらざらのしたで、なめられるのが、
ねこをかっている、たのしみの、ひとつなのに」
と、ふしぎがっていました。

「まあ、さいしょは、おけしょうをぜんぜんしなかったけど、
さいきんは、せっせと、やってるから、
そのうち、じぶんだけでなく、わたしのことも、
なめてくれるように、なるかもね」
と、かいぬしは、いいました。

ぼくとしても、そのへんは、
ちょっとは、まえむきにかんがえてみてもいいかなと、おもっています。

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カツジ猫