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ルールを変更

朝、水まきをしていたら、近所の奥様が燃えるゴミの袋を持って行かれていた。庭からちょっと名月がきれいだった話とかしたが、え、今日木曜日!?と驚いてしまった。なぜか一日まちがえて、金曜と思いこんでいたのだ。逆でなくってよかったよ。これで少しゆっくり授業の準備ができる。

大統領選、バイデン候補が優勢になって来て、トランプは不正投票を裁判所に訴えるとか言ってるらしい。あのね、あなたが大統領で選挙もその状態で行われたんだから、不正があったらそれはあんたの責任じゃないのとか思うけど、そんな理屈はどうせ通用しないんだろうな。そして最高裁判事はこの前大騒ぎして自分のお気に入りを送りこんだから、きっと有利な判決が出ると思ってるにちがいない。まったく権力者に司法の人事に手を突っこませるものじゃない。あらためて日本では検察庁法案、成立させないでおいて、本当によかった。

「空想の森」コーナーに入れてある「クイック・アンド・デッド」という古い映画の感想は、恐ろしく長いが、この中に「ルールの変更」について触れた部分がある。この映画で初めてラッセル・クロウを知っただけでなく、彼の代表作の「グラディエーター」に私ははまり倒したが、ある意味それより好きな部分があったりする映画だ。まだとても初々しいディカプリオが出ていて、彼もこの映画のときが一番私は好きだ。
映画自体はそんなにというか、まったく注目も評価もされてない作品だが、私は大好きで、だからもう、好きなだけ書きまくった長々しい感想になっている。この中で町を支配する悪役のへロッドが、ガンマンたちの射撃試合のルールを途中で自分の好きなように変えて行く。これも悪役の特徴のひとつで、トランプのしたがってることも、今の国会での学術会議任命の件も、権力者がルールを勝手に(堂々とこそこそのちがいこそあれ)変更しているのが共通だ。本当に昔も今も東も西も、悪役のすることって同じだよと感心する。寒心というべきか。

ま、気晴らしに由布院の紅葉でもどうぞ。

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カツジ猫