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北斗七星。

◇今日も田舎の家を片づけていて、さっき帰って来た。いつもより少しだけ早いからか、道路沿いの家や店も灯りがついているところが多かった。家について車から降りると、目の前の隣家の屋根の上に、どん!という感じで大きく北斗七星がいっぱいに光っていた。

ひと晩お留守番させられたカツジ猫は何だか超きげんが悪く、一応抱かれはしたが、そっけない。おいでと両手を広げて近寄ると、いきなり一目散に逃げたのには驚いた。今はベッドの上で香箱をつくって気難しい顔をしている。

◇しかし田舎の家が少しずつ片づいてきれいになって行くと、何となく居心地がよくなってきて、どっちが自分の家なのかわからなくなる。魂が中有に迷うようにふわふわと落ちつかなくなってくる。こういう時に悪霊に憑依されたりするんじゃなかろうか。危ない危ない。

◇明日は仕事もあるけれど、わりとゆっくりしていられるので、久しぶりに料理をして保存食を作っておくかな。

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カツジ猫