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わー、来たー!

「砂と手」シリーズの新刊二冊の試供品がAmazonから届く。心配していた色違いもなく、まずは申し分のない出来。安心して全身の力が抜けた。

試供品なので、たすきがかかってますけども、並べてみると、いい感じ。しかし何とも厚いなあ。これ以後はここまではないのだけど。

さっそく正式注文しますから、今月中には購買も可能になるはずなんだけど、ああもう、誰か買って下さるのかしら。中身はそれなりに自信があるのだけど、何しろ厚くて、高すぎて(泣)。

先日アップした紹介文はAmazon用なので、今日はこのブログ用のをあげておきます。

第二冊・戦友

シリーズ二冊めの刊行です。今回のテーマは、友情とライバル、主従関係。老いたローマの軍人が、故郷の子どもたちに語る若き日の思い出と、それから得た人生の教訓。かつて自分が仕えた二人の上司(ひとりは皇帝)の人となりを回想する中で、おのずと浮かび上がる対照的な支配者のあり方。そして、人間の能力や運不運とは何なのかという、苦い実感と考察。もうひとつの話は、理想的で献身的な部下にとまどう若い将軍の、どこか笑えるほのぼのとした日記。コロセウムの戦闘描写なども含めて、それぞれをお楽しみ下さい。映画「グラディエーター」の感想をもとにしていますが、映画を見ていなくても、まったく問題なく読めます。

 

第三冊・皇女

シリーズの第三冊。古代ローマの壮麗な屋敷の中で、老いた元老院議員が保管していた、美しい皇女の手紙の数々には、幼い少女のころの思い出や若い兵士との激しく燃え上がった恋、父や夫や弟とともに、ローマの政治を動かした日々のことが、色っぽさや笑いやスリルも満載で、華やかに語られていた。女として母としての生き方に悩みながら、誇り高く生き抜いた人生が、永遠に色あせない輝きを、若者たちの心に刻む。映画「グラディエーター」のひとつの解釈ですが、映画を知らなくてもまったく問題なく楽しめます。

ひきつづき、第四、第五冊も、進めて行きたいと思っています。その表紙のもととなるイラストはこちら。ううむ、早く仕上げてしまいたいです。

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カツジ猫