指原莉乃氏の発言について(補足)
あ、ひとつ書き忘れていましたので。
これは指原氏にとっては、あるいは不幸なことであったのかもしれないのですが、この発言はこの間の、検察庁法改正に抗議や反対をしない人たちの終始一貫した姿勢と、非常によく合致しているのですね。
ご本人にはそういう意図はなく偶然であったのかもしれませんが、それが完全に重なってしまうので、安倍政権の支持派の方々の姿勢を象徴するものとして、見えてしまうことになるのかもしれません。
これも最近ツイッターに私が書いたことなのですが、
ここ数日、安倍晋三の支持者だか何だかが対抗して変なハッシュタグを作ってはあっという間に消えてるが、その中にひとつとして「検察庁法改正に賛成します」というのがないのが泣けますね。それはさすがに言えないのか。
と笑ってしまうように、「改正案に抗議します」のハッシュタグが500万に増加したのに対抗して作られるのが、「改正案に無関心です」とか「憲法改正に賛成します」とか、「改正案に賛成でないのなら、わざわざ言うな、黙っとけいボケ!」と言いたくなるしかないような、腰砕けの意気地なしのハッシュタグばかりなんですよ。
「わからないから決められない」という指原氏の発言は、これと大変似た印象を与えるし、多分同様の役割を果たすように見られて、それなりの期待もされてしまうのは無理もないところがある。
指原氏が、それを望んでおられたのならともかく、そうでなかったのなら、これは少し気の毒なことでもあると思います。