1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. ミーハー精神
  4. 盆と正月(ちがうって)

盆と正月(ちがうって)

趣味で書いてる古事記のパロディ小説「水の王子」の第五冊すなわち八・九・十巻の最終校正ができてきていて、その最終チェックをしている。本文や挿し絵イラストを集中チェックしていたので、目次や人物紹介のミスが今ごろ見つかって、ぎゃーっ!と、とち狂ったりしているものだから、思わぬ時間がかかってしまった。まあ今日中には仕上がるだろう仕上げないといけない。

その一方で、このひと月弱かまけていた、「グラディエーター」シリーズの挿し絵イラスト六十四枚が彩色まで終わって凱歌をあげた、その勢いにまかせて、自費出版する際の本文原稿も整理して、こちらは全八冊すべてを挿絵入りで作り上げて、出版作業をして下さるパソコン担当者に送ってしまった。

どっちの作業も楽しいのだが、やたら時間と体力を食う。まるで盆と正月がいっぺんに来たような充実すぎて煮詰まりすぎて焦げつくような八月だった。台風でいろんな予定が消えたので、何とか月末までに終わりそうだ。

これで達成感と脱力で放心でもできたら実によいのだけど、あいにく放りっぱなして散らかりっぱなした家と庭とを、せめてどうにか、人が入ってもらえるような状態にまでしなくては。というわけで、また息がつけない。

両方の本の挿し絵を少し紹介しておこうかな。こちらは「水の王子」の中の「丘なのに」から。

こちらは「グラ」シリーズから。「双子がいた!」と「マルクス君の夏休み日記」。

Twitter Facebook
カツジ猫