電子書籍発売(水の王子覚書19)
ちょっと遅れましたが、「山が」と「空へ」が合冊でAmazonの電子書籍として出版されました。
ご購入いただければ 大変うれしく存じます。
Amazonとブログに上げた説明文をあげておきますね。
いずれ紙本でも出しますが、そっちは3,700円ぐらいで高くなりそうなので、こちらの方が書いやすいかと。
連載もしましたが、まとめて読めるので便利です。
最新作の「湖よ」他、よく顔を出すタカヒコネくんの過去がしっかりわかるのが「山が」。お勧めです!
アメノワカヒコも他の巻でよく出るし、イザナミやヒルコやハヤオとのこともよくわかります。なので「空へ」もお役立ちです。
日本神話から作り出した二人の若者の物語。
かつてはスサノオの都ネノクニの若い王でありながら、その後草原で盗賊となって悪の限りをつくしたタカヒコネが、オオクニヌシが住むおだやかな海べの村ナカツクニで新しい人生を見つける「山が」。
またその友人でタカマガハラの大将軍だったアメノワカヒコは、若い男たちを残酷に殺す恐ろしい怪物とどんな戦いをしたのかについて、副官タケミカヅチが語る「空へ」。
神々の姿を通して、青春や友情、男と女やその他の愛について、あれこれ楽しく遊んでいます。
「村に」でも登場した若者たちを描く、二つの長編。
都の王だったり盗賊だったり、生まれも育ちも波乱万丈でしたたかなのに、どこか無邪気で子どもっぽいタカヒコネ。
タカマガハラの超エリートで大将軍の天才肌でありながら、いたずらっぽく謎めいて、のん気でいまいち得体のしれないアメノワカヒコ。
二人をとりまくさまざまな人々とともに、青春や友情やさまざまな愛のかたちを描きます。
なお「村に」を読んでなくてもしっかり楽しめるはずですからご安心を!
このイラストは裏表紙にあります。何となく二人の感じが出てる、かもしれない。