「屍鬼」ですが。
キャラママさん。
昨日出た(田舎じゃね)のは、10巻なんだけど、私はその前の9巻も買いそこねてたみたい。あわてて買いました。あいかわらず、なっかなかの迫力で、夜ちょっとうなされそうになった(ウソ)。
でもさー、これって、ネットで感想なんぞのぞくと、屍鬼に同情してる人は皆無に近く、沙子と静信のことも、ウザい、腹立つ、みたいに思ってる人が多いのな。
どうしよう? 困ったな。
だって私もそーなんだよねー、もう最初に読んだ時から。静信なんて、まだマンガの方が美形なだけに、あ、それだけじゃないが(笑)ちょっとは気持ちが理解できたけど、原作じゃもうアホにしか思えず、書いてる小説ってのがまた、まるっきりつまんなかったし、退屈だったし、小野不由美ほどにうまい人が、こんなくだらん作中作を書くとは何かふかーーい魂胆があるのにちがいないと、あれこれ首をひねってたぐらいで、今思うと、あれは首のムダをしたかもしれんて。
逆に医者の敏夫は好きで、まー人間こーでなきゃーとは思ったもんの、それは絶対、私のようなのは少数派だと思ったからで、ネットで見ると、これもまた彼の人気は高いようで、何だかそれも困るなー。
むかしむかし、山口百恵の人気が出はじめたころ、初めて世間の趣味と自分の趣味が一致しはじめたって思って、キャラママと「いかーん、世間に追いつかれたー」ってさわいでたけど、小説や思想の世界じゃまだまだ、マイナー、先端、少数派、異常、変人の位置はかろうじてキープできてると思ってたのに、たっかが「屍鬼」で、世間のそれも若い子たちと、趣味が一致してどーする。「お若いお方には、まだわかりますまいが」とか言ってる方がまだましだ。
でも、そーゆー個人的好みだけじゃなく、これってやっぱ、ちょっと問題みたいな気はするんだよな…って、長くなるから、また書きます。
ゆきうさぎさん。
地縛霊には私もなりそう。私は「どっか行きたーい」「ここにいたくなーい」「遊びたーい」「放浪したーい」ですけど。あ、それは地縛霊じゃないか(笑)。どっちにしろ、気をつけます。