あぶり出される。
◇いやー、「プーチンと犬」シリーズ、皆思いつくんですね(笑)。「ゆめ」君には気の毒だけど、元気そうなのはわかるからまあいいか。
https://twitter.com/kazukazu881/status/809744847686881280/photo/1
◇母の病状はぱっとしないままだし、今朝はカツジ猫までベッドの上で吐いてるし(ドライフードの塊だけで、すっかり乾いていたので、掃除は簡単にすんだけど)、私の風邪も少しがんばって動くとへたばりそうな状態だし。
とか言いながらゆうべの忘年会で、モツ鍋たらふく食って酒を飲んだら、かなり体調は回復しました(笑)。
◇昨日の昼は沖縄高江の映画を見ました。九条の会で試写会やって、よければまた上映会をしようということで10人ぐらいで見たけど、本当に知るべきことばかりでした。これ、「2」もできているみたいですね。署名の方もよろしかったら、ぜひ。
◇私は今の政権を弁護するのに、「民進党よりまし」とか言ったり感じたりしてる人たちの論拠も感覚もまったくわからんし、民進党はたいがいのことがあっても応援しときたいと思うけど、一昨日だったか毎日新聞に載ってた連合の何とかさんの「共産党とは絶対に共闘できない。民進党への国民の信頼をとり戻さないと」みたいな発言には、もう目が点になった。主義主張のちがいを別にしても、その判断と情勢分析のお粗末さが、あんまりすぎる。
http://mainichi.jp/articles/20161215/dde/012/010/003000c
民進党が気にしてごきげんうかがってる連合の中心の人が、この程度の危機感や感覚で動いてるなら、もう連合にも民進党にも、そりゃもう絶対未来はないぞ。
共産党といっしょにやれない理由が、「目指す国の姿が違う」、って、どこの世界のピントはずれの夢物語くだまいてんだよ。「あくまで資本主義社会の話」だからって、今の政権はたいがいの資本主義国で守られてるルールや倫理や常識を無視しまくってる政権だぞ。民主的手続きも議会政治もその他あらゆるルールをふみにじってる上に、冷酷で愚鈍というおまけまでついてる政権の暴走兼迷走を、とにかくストップさせる時に、ぜいたくとさえ言えないアホな好みをふりかざしてんじゃねえよと言いたい。
ナチスに対するフランスのレジスタンスでは、カトリックと共産党という不倶戴天の敵同士が協力し肩を並べて戦ったことはあまりにも有名すぎるし、他の国の独裁者や暴君への戦いだって皆そうだ。だいたい自民党と公明党がくっついてやってるんだぞ。そのまねはしたくないって話でもなさそうだし。そもそも連合って労働者のための組織だろ一応。いったいぜんたい何がしたいの。
だいたい、ことばのはしばしに、今の政権は立派だ、すごい、という羨望や尊敬がちらちら見えかくれするのだけでも、この人の政治感覚にはもう望みがない。あの政権にこれほど全然嫌悪や恐怖を感じていない人に、あの政権を倒せるものか。そもそも倒そうと思う理由がわからない。そんな方向で民進党の再生や再興をちらとでも信じてるんなら、もう現実感覚がなさすぎるとしか言いようがない。
この間から、さまざまな人たちがいいかげんじりじりしている国会や各地での、民進党のおかしな奇妙な逡巡や混迷は、こういうところに病巣があったのかと、大変納得が行った思いではあるけどね。それを、あぶり出してくれた毎日新聞には本当に感謝しているよ。