1. TOP
  2. 岬のたき火
  3. 日記
  4. いきなりのごほうび

いきなりのごほうび

カツジ猫も書いていますが(笑)、一日に特大のごみ袋ひとつをいっぱいにするだけの枝打ちや草取りをすることにして、ちびちびじわじわ、庭はきれいになっているような。その代わり、今日の燃えるゴミ出しの日には、そのぱんぱんの大袋を4つ、まだゴミ入れの檻?が満杯にならない朝まだきに持って行っとかなくてはならないことになった。まあ、草木は軽いんでいいんですけどね。

何よりもうれしいのは、草木が生い茂った、上の家の中庭で、数日前に一念発起して枝を刈り込みはじめたそのとたん、ロウバイとキンモクセイの枝枝にすっぽり隠れていた大輪のピンクのバラがいきなり眼前に出現したこと。いやー、森の中で姫君に遭遇したような驚きでした。

前に書いた、この家が建ってすぐに植えて、しぶとく生き延びていて、今回復活していくつもの花を咲かせた真紅のバラよりは、もう何年か後なのですが、それでも十年以上も前に、私がたしか切り花のバラを挿していたら根づいたのかな。それともそうではなかったかしら。と由来も忘れるほどの大昔から、やぶかげでひっそり生きていたのですが、もちろん花をつけたことなど多分ないはず。そもそも私は何となく、これはミニバラか野ばらと思いこんでいて、こんな立派な大輪の株だとはまったく思っていなかった。バラって案外強いなあ、ほろびないもんだなあと時々感心しながら、植木に水をやるついでに水をかけていた。

去年の夏から、この庭を整備したとき、一応回りの草木を払って、支柱を立ててやってはいたが、それで突然、このデビューかよ。
まだ庭が完全にきれいになってはいませんけど、荒れた中に女王のように華やかに存在を主張しています。
悩ましいのは、切って部屋に飾りたくもあり、もうしばらくは、このままここに君臨させておきたくもあり。うじうじと、そのままにしています。見ればみるほど、きれいでみごとで、香りもいいの!

で、それから四五日たったかな、今朝の写真がこれ。まだまだきれいです。あーもうほんとに、どうしようかなあ。このままにしとくべきでしょうか。

と、悩みながら草取りもして、抜いちゃった雑草のひとつですが、これ昔田舎の家にもよく生えていて、母や祖母は幼い私にこれを「おにぎり」と教えていましたっけ。小さい実が三角形で、おにぎりのかたちをしていたからなんでしょうね。他にも小さい雑草の花を祖母は「すっぽん」と私に教えてくれていて、どれもてきとーな呼び名だったんでしょうが、それはそれで、なつかしい。

下の家の前庭の方では、見覚えのない黄色の花がちらちら見えて、すわ雑草かと目を三角にしてかけよって見たら、なんとハツユキソウの先端に咲いているのでした。ハツユキソウって、こんな花をつけるのですね。知らなかった。これも切り花にしたいけど、もったいなくもある。困った。

時事ネタ、ミーハーネタ、授業ネタと書きたいことは多いのに、庭の話だけでもう時間切れやん。夜にでも、時間があったらまた来ます。

Twitter Facebook
カツジ猫