いやいやいや
◎じゅうばこさん
そうやって、人を脱力させ無気力にさせて追求をかわして逃げのびるのも、この人の常套手段じゃないですか。こんなのの相手をしたら手が汚れると思って、手をゆるめては相手の思うつぼですよ。
とはいえ、本当に毎回同じやり方だからなあ。たしかにいい加減あきますね。猿芝居とか言ったんじゃ、猿に悪いですよ。
◎先日の授業で、江戸時代の橘南谿の紀行が地方や辺境を評価し賞賛する傾向があるという話をしていて、学生に説明していた。何だかどうも話がかみあわないので、よく聞いてみると、南谿が「純朴だ」「素朴だ」「古代の精神が残る」と言っているのが、今の学生には「純朴」「素朴」が全然ほめ言葉に聞こえないらしくて、「都会の人に、あんたは素朴とか純朴とか言われても、バカにされているとしか思えない」とのこと。言われて見れば、そりゃそうだよなあ。
「たしかに、『おまえ、ワルだなあ』と言われる方がうれしいよね?」と言ったら、それも、ちょっとあいまいな顔していましたが。
◎今日は同居人のMさんはお出かけ。三毛猫シナモンは彼女の1メートル近くまでは接近するようになったとか。でも、手をのばして触ろうかと思うと、シナモンはいきなり緊張し「いま何か思ったでしょ!?」という顔をするのだそうです。(笑)