うしし
冷蔵庫のほうれん草の残りを一気にゆでて、これまた正月から残っていた、きなことあえて一品作る。これで正月用品の名残りは、まあ全部片づいたかな。うししって気分。
テレビのワイドショーは、部活動でのレンタカーのバス事故の話題で持ち切り。大事な問題なのはわかるが、「子どもたちの命が第一」と現場の責任を追求する司会者やコメンテーターの姿勢が、もちろん正論だろうが、あまりにも正義の味方気取りで自分らに酔っているようで、かえっていささか気持ちが悪い。
だいたい、連日の政府批判・首相退陣・スパイ防止法反対などのデモや集会が、英国のBBCでさえ報道する事態になってるのに、北朝鮮の報道なみにまったく無視して黙殺して、自らの役割を放棄し尽くしているテレビ報道に、そんなえらそうに上から目線で学校やバス会社を攻撃されたって、シラケないでいろと言う方が無理だ。
この事件については、辺野古の事故もあわせて報道する局もある。もともと、あの海難事故はたしかに同じように痛ましい事故で、あってはならない不備や責任も存在したのは今回と同じだ。ただ、それが、ともすれば、政治的な活動として平和教育への攻撃や批判に利用される勢いだったのは不快だったし不安だった。だから、このような事故と並べて扱われるのは、問題を整理する点では、むしろ歓迎したい。甲子園の熱狂ぶりのかげの部活動の悩みなどと並べて論じるのも、正しい敷衍だろう。予算不足から来る保護者や学校や自治体の、生徒の安全をどう保障するかの模索という点で。
しかし、それでも、「政治的活動」とからめたい人もいるようだ。カーラジオで聞いたから発言者はわからなかったが、ワイドショーで誰かがしつこく、「政治的意見の一方的な押しつけも問題」と、辺野古の話について、しきりとからめたがっていた。
どうでもそっちにからめたいなら、私もひとつ指摘しておく。数年前、ここ宗像市で、教育委員会が管轄すると思われていた、児童生徒を、自衛隊の基地に見学に行かせて戦闘機などを見せたり乗せたりするようなイベントが実行された。
宗像市は、市議会に野党も多く、九条の会も活動している。この件でも社民党の議員がどういうことか議会でただしたら、何と教育委員会はどこかの会社か組織か何かに丸投げで、この行事の内容についてはまったく何も知らなかったということが判明した。
かなり問題にはなったが、結局あまり明確な結果や結論は得られなかったような気がする。私たちの力不足もあったろう。
そのころ九条の会の催した講演会の後の意見交換で、この件についても話題になり、平和委員会だったかの市民から、「議会の質問に対する市の回答では、自衛隊の戦闘機で、被災時の救援にあたるから、災害対策の一環として見学したみたいなことを言っていたが、いったい戦闘機で災害時の避難なんかするもんですか」と質問があり、講師は「私は専門ではないが、そういう例は聞いたことがない」と答えたのを覚えている。
いろいろすっとぼけた話だが、くり返すが宗像市は、市長も教育委員会も議会も、今日び何かと全国で話題になるような、とんでもないところはない。むしろまともな方だと思う。そこにしてこれだから、自治体が関わらないままの丸投げで、自衛隊見学に生徒や児童を連れ出しているところは全国で相当あるのじゃなかろうか。
私は辺野古の事件は、平和教育や政治活動とごっちゃにして議論してほしくはない。だが、もしそれを言うのなら、この際全国でこのように自衛隊のイベントに自治体や教育機関が関わっている件についても、調査し検討してほしいものだ。
もうちょっと書きたいこともあるのだが、また後で(笑)。
奥庭では手のひらほどのでかいバラが咲きほこっていて見事だ。切るのも惜しいが、散りそうなのをひとつだけ、とってきて、小さいコップにさしてみた。
