母の日騒動
昼は車で冷房をつけ、夜は残りの灯油でストーブをたく、もうわけのわからん日々。
そんな中での母の日でした。
表庭のカーネーションの二つの鉢は、ここを先途とばかりに満開に咲き誇り、笑ってしまうほどでした。よかったよかった。


亡き母へのプレゼントはなかなか決められず、どたんばになって、いろいろつい買いこんでしまい、お菓子や花といっしょに飾って、ことなきを得ました(笑)。金色の水引の馬は近くのスーパーの特設会場にあって、ちと高かったし、ものは増やしたくなかったけど、妙に魅力的で結局前夜ぎりぎりに買ってしまいました。まあいいや。十二年後の午年にまた飾ってやる(笑)。

それにしても、母の好きだった三浦洸一のCDの、五枚組がどこかに行ってしまってあわてた。とりあえず、二枚組のが残っていたから、それをかけまくってやった。この間から見つからないジーンズのパンツとともに、また捜索物が増えて、イラつくよりもあきらめの心境だ。江戸時代のことわざで「うっちゃっとけ、煤掃きにゃ出よう」というのは、こういうことか。
ところで念のために、このことわざをネットで検索したらAIが、「小さいことは後回しにして、当面大事な大掃除(煤掃き)に行こう」みたいに解釈してる。どう考えてもこれは、さがしものは年末の大掃除に見つかるだろうからそれまで放っとけという意味でしょう。AIがしれっと嘘をつくのは常識だから、驚きもしないが。
いつの間にか大相撲も始まって、仕事の合間に横目で見て楽しむのにいい。
プロ野球の方は、ロッテがホークスの各打者に、この間からものすごい個別のシフトをしいていて、面白いほどヒットになりそうなのが皆ひっかかって凡打になるので、あんなにうまくいくものかと感心しつつ見ていたら、昨日はやりすぎて、三塁ががら空きになってたのを、ホークスの周東選手に利用されて、三十年近く誰もやっていないとかいう単独ホームスチールを決められ、結局それで流れが変わったかしてロッテはけっこう大差で敗けてしまった。そのホームスチールをめぐって、ものすごく高級で複雑な(私なんかにとってはね)議論がネット上で盛り上がっていて、要するに結論は何がどう変わっても、あのスチールは成功していたということらしいが、あまりにも細かいルールを熟知しているファンの多さに、野球とはそんなに奥深いものだったのかと、何の役にたつかは知らないが(笑)、勉強になって面白い。まあ、こんなところにも周東選手の価値はあるんだろうと、あらためて思ったりする。
そう言えば、昨日は母の日だったから、それ仕様で、各チーム皆バットその他もピンクづくしで、インタビューも母親に関することが必ず入っていた。周東選手のお母さんは数年前に亡くなっている。本人は多分ヒーローインタビューには出ないつもりだったようだが、凄腕の西田広報(笑)に呼び戻されて、新人の二人とともにお立ち台に上がり、そこは求められた役割をよく理解して完璧にこなす人だから(自分のプレーを後で何度も見るのは楽しいと公言してるが、いろんなあいさつやパフォーマンスについては、好評でも、後で見ると恥ずかしくていやだと言っていた人でもある)、聞かれる前に、「母にがんばれと言われているようだったから」などと自分から話し、やや声をつまらせながらも、最後はちゃんとにこやかな笑顔でしめくくっていた。
決してしつこく聞かないで、それを受けとめた女性インタビュアーの品性と配慮もみごとだったし、他の選手たちの、存命の母親への感謝のことばが続く中で、もしかしたら距離を感じていたかもしれない、母のいない視聴者や、いまいちノレないでいた視聴者にとっては、それぞれに印象に残りそうな、ひと味ちがう貴重なコメントだった。ひっぱり出した西田広報はやっぱり有能な仕事人だ(笑)。