うれしいお知らせ

◎と言っても、国文学に興味のある人だけかな？（笑）
リンクしている「北窓書屋」さんのブログで紹介されていますが、九州大学付属図書館のHPに、「旧松浦家蔵草双紙」のデータベースが公開されました。
彼は最近、ドラムや何やと新しい活動にめざめているようで、ブログの更新も一時ほどではないですが、面白いので、どうぞのぞいて見て下さい。

何でもとにかく膨大な資料のようで、整理に協力した院生の話では、さしもの北窓書屋さんも、限りない原本の山に少々げんなり気味だったようです。いいなあ。一度そういう贅沢を味わってみたいよ。
それにしても大変な作業だったでしょう。こういう地道で確実な努力による、信頼できる仕事が土台にあって、最新の研究も可能になるのだと思うと、作業や整理が確かで良心的であることを疑わずに身をまかせられる贅沢をしみじみ味わいます。いや、本当はそんなことはあたりまえだったのですが、昨今ではきれいな空気や水と同様、あって当然のものがなくなりつつありますからねえ。理系文系問わず私の周辺の、わずかでも研究職にたずさわった人は皆、例のコピー論文騒ぎに「あり得ない。信じられない」と思考停止するほど驚いています。「人の論文を無断引用するな」とは、大学入学時のオリエンテーションで新入生に言うことですよ。

◎昨日と一昨日、カツジ猫の元飼い主さんと温泉旅行に行ってきました。ホテルで二人で楽しくカツジのワルクチを言って過ごしました。しかし、その内に人間でもっとしょ～もないやつの話になり「カツジだって、あれよりはずっとまし」「顔をぶるぶる回して振る、あのしぐさだけでも許せる」と、若干ですがカツジの評価が上がりました。

もっともカツジは子猫の時、耳にダニがいたのか何かでかゆかったかして、それでお顔ぶるぶる回しをよくしていたのですが、最近は治ったらしく、風車のように顔を回すこのポーズをしなくなりました。ちょっと淋しいです。（笑）

◎それで昨日の夕方、彼女と車で街に戻ると、「あれ？　あそこの桜咲いていたっけ？」と二人で驚くほど、あちこちの公園や並木の桜がいっせいに開いていました。
まるで仙境から帰った気分です。
その後、別の友人と会って食事をしたあと博多駅に出ると、雨の中、桜をイメージしたらしいピンクのイルミネーションがこれまた華やかに広場を彩っていました。

夜中近く帰ると、二晩留守番したカツジ猫は、いつものことですが、やけ食いしたらしく、あちこちに餌を吐いていましたが元気でした。こいつは悲しかったり不安だったりすると、やたらと餌を食べるようで、何だかもうなあ。（笑）