うわーん
なかなか変えられなかったベッドの敷毛布と掛毛布を取り替えて、前のをコインランドリーに持って行こうとして暇がなく、一週間ほど車の後部座席に積んだまま、初詣にも宝塚観劇にも授業にも、ルオー展にもそのまま行ってて、やっと今日、ちょっと時間がとれたので、コインランドリーで洗って乾かし、ちょっとまだ湿ってるかなあという一枚をエアコンの前につるし、庭の洗濯物も取り入れ、スーパーで買ってきた野菜や牛乳を冷蔵庫に入れ、ごはんにしようと振り向いたら、ベッドにおいた、洗ったばかりの、きれいに乾いていた、もう一枚の方の毛布のまん真ん中に、庭から帰ったカツジ猫が、どっしり沈んで寝ていましたとさ。
洗ったばかりで、ふんわふんわだから、やつ、沈んでいるの、本当に。真横から見たら、見えないんじゃないかと思うぐらい、ふかーっと。
もう、さあ…。
気をとりなおして。
初詣は、宗像大社と鎮国寺に行くことにしてるのですが、今日は暖かで天気がよかったからか、人もそこそこ来ていたし、でも混んでるというほどではなく、気分良くお参りできました。
鎮国寺では、もう梅の花が咲いていて、桜まで開いていました。甘酒飲んで、帰って来ました。
神にも仏にも願うことが多すぎるので、ただもう、
「健康で元気で過ごせますように」と、
「日本の政治がまともになりますように」と、
お天気がよくて清浄な空気の場所だったからかつい、
「良い人間になれますように」ともお願いしてしまったわ(笑)。
宝塚もルオー展も面白かったけど、その話はまた今度。途中のカーラジオで、おすぎが「恐い歌」の特集をしてて、「待つわ」と「まちぶせ」と「さそり座の女」が、かかってた。おすぎさんの採点では、この順序で恐い度が増すんだけど、私は逆で「待つわ」が一番苦手だなあ。
「まちぶせ」もたいがいじゃあるが、女の子がやる気だし前向きだし、好感が持てる、どっちかと言えば。「待つわ」は、怠惰にただじたっと待ってるのが、見てて聞いてていやでいやで。途中で無駄に青い空なんか自分の味方みたいにしてるのも、いやらしくて気持ち悪くて。
だいたい、最初に「かわいい顔してあの子わりとやるもんだねと、言われつづけたあのころ生きるのがつらかった」とか言ってるけど、つらいかどうかはおいとくとして、それもう周りにいろいろ見抜かれてるってことでしょ。へまやん。ドジやん。したたかでも何でもないやん。被害者ぶって同情引くのか、毒蜘蛛みたく戦うのか、どっちかにせーよ、ややこしくなるから。
などと思いながら、快く川沿いや山沿いの道を走らせておりました。
いろいろホームページ内の更新もしてるし、お知らせしたいんだけど、ゲラの校正二つ抱えてるので、今夜はここまで。あー、あとで気分転換に「野球天国」の紹介にでも来ようかな。
そう言えば、福岡のカーラジオは、もうそろそろホークスの情報を盛んに流しはじめていて、少し前には選手をかわるがわる番組に呼んでDJをさせていた。楽天から移籍した西田選手が、福岡の印象を聞かれて「こんなこと言っていいのかな…」とかなりためらいながら、「女の人がきれい。そういう人たちが応援してくれるから張り切る」とか言ってて、私は、あー、昔だったら、たいがいの選手はこんな時にためらったりすることはなかったんじゃないかな、それも時代の(いい方への)変化かなと思いつつ、しょーもないこと言うやっちゃと言う気持ちも少しあった。
そうしたら、この前退屈しのぎに、いろんな野球関係のハッシュタグを見ていて、西田選手のを見て驚いた。ファンの書きこみ入れこみようが、どう見ても野球選手というよりタレントだ。これはああいうことも言いたくなるだろうなあと、どういうつながりかわからないが、何となくわかって同情した。
とか、しょうもないことを書きつつ、食事のしたくをしていたら、九条の会のメンバーのお一人から突然電話。ふだんのおつきあいはそんなにない方なので、何かしらと思ったら、少し前に私が共産党の議員さんの会報みたいなのに頼まれて書いた、「敵と味方」という文章をどこかで読まれたらしく、「どきっとしました。勉強になりました。いいものを読ませていただいて」というお礼だった。
あれは、教員関係の通信を出している方からも、転載したいと言われて加筆して出した文章で、いろんな人を、どきっとさせるのかもしれない。
「きゃらめる通信(20)」の下の方にありますので、お読みになりたいかたはそちらでどうぞ。