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うんと話題にしろよ

首相が民主党政権を「悪夢の時代」と言って、問題になってる。どこがどう悪夢だったか、説明もしないで、「少なくともバラ色ではなかっただろう」とか言い返してる。もう、この、水準の低さ、聞いてて笑っていいか泣いていいかわからなくなる。

しかし、このことは大いに騒いで議論すればいいのだ。
ネットで見てると、現政権の支持者たちは、すぐに民主党政権が悪かったひどかったと、前提も説明も抜きで持ち出す。そう言ってさえおけば、皆黙るだろうと安心しきっている様子が、見ていて片腹痛い。首相と同じだ。

これが困るのは、当の民主党さえ、ばしっと自信にみちた反論をしないし、同じ野党の共産党とかでさえ、その批判にのっかって、あれはひどかったみたいな言い方をする時がある。
私は共産党は好きだし信頼しているが、ある講演会で講師の共産党議員に、このことで文句を言ったことがある。「いたらんところはあったかもしれませんが、今の政権と比べたら、比べ物にならない立派な政権だった。野党は皆、そこを譲ったらいかんですよ。絶対に首相や与党に、民主党政権の悪口言わせちゃだめですよ」って。

共産党の議員さんは、そのとき「いや、私がではなく、世間の評価がそうなっているという意味で」とか、ちょっと苦しい言い訳をした。まあいいけどね。

その後、また別の講演会で、立憲民主党の江崎滋さんが、この点をとてもはっきり語ってくれて、私は大いに溜飲を下げた。

「私たちのあの政権は、大企業にいいことを一つもしなかった。だからこそ、彼らは、どんな手段を使っても、もう二度と絶対に、そういう政権はつくらせまいと決意しているのです」

と、彼は言った。

今回の首相の発言に対して、ネットではただちに、こういう声が上がった。そうだそうだその通りだ。もっと言え。ここをしっかり押さえることが、今の政権を倒す第一歩だ。まちがいなく。

鮫島浩/@SamejimaH 2019/02/10 20:45:47

民主党政権がもう一期続いていたら長年の自民党政権下で築かれた政官財マスコミ界の利権構造は壊滅していただろう。彼らにとって民主党政権はまさに「悪夢」だった。だからこき下ろしたのだ。「あの時代に戻すわけにはいかない」は「利権を手放したくない」ということだ。

澤田愛子@aiko33151709

本当に残念でした。国民には民主党政権を育てるという気概がもっと必要だった。メディアが叩きすぎたからこうなった。メディアは民主党の心根が優しく誠実であって、報復などしないとわかっていたから叩いたのだ。その結果、悪夢のサタニック現政権が生まれ、日本は崩壊の坂を転げ落ちている。

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