おおー、ハート・ロッカーが勝ったのか。
あ、アカデミー賞の話です。
「ハート・ロッカー」、すべりこみで、昨日見てきたばっかりです。すごい緊張感でなかなかおもしろかった。たとえ2ちゃんねるでも誰も書かんだろう、とんでもない感想を書くと「自爆テロって、なかなか効果あるんだなあ」って妙な実感が前半ずっと、胸をあっちからこっち、こっちからそっちに横切りつづけていましたよ。少なくとも私が自爆テロした人なら、この映画はうれしいだろうな。「これだけびびらせてやれるのか」とか思って。
不謹慎な冗談ですが、ほんとにそう感じたのです。もちろん、そんな手段に訴えなければならない人々や、その巻き添えを食う不安にさらされつづける人々の絶望的な気分も伝わってきて。そこに派遣されて戦わざるをえない兵士たちの気持ちのやりきれなさも。
でもって、ラストには笑いましたよ。納得できるだけに、もう笑うっきゃない。いい意味で反戦映画でさえないと思った。
「ブラックホークダウン」同様、誰が誰だか一度じゃ到底わからんのが困るけど、けっこう好きです、この映画。まあ、「アバター」よりは、ずっと気持ちよく見てられた。
というわけで、アカデミー賞の結果には、まあ納得です。うーん、時間がないので、続きはまた。