おすそわけ

断捨離をかねて、家中から際限なくわきあがる古いハガキを友人たちに送りまくっている。１００円たらずの切手をはって、これが全国に届くって、まるでまったく夢のようだ。何というぜいたくなんだろう。

しかし、昔の私ときたら何をいったい考えたのか、同じハガキを何枚も買っていることがある。それなりに好みの絵柄とかならわかるが、別にそうでもないんだよね。

このハガキなんか多分十数枚あって、同じ友人に何枚も使ったりしたが、さすがに気がひけて、苦しまぎれに、先日ソフトバンクホークスファンの若い友人に、「これって、それぞれの図形、甲斐・栗原・周東・千賀・中村・柳田（これはアイウエオ順。あてはまると思う図形の順じゃないよ）のイメージでどうでしょうか」と書いて出したら、何だかめっちゃ受けて大笑いしてくれた。

ハガキはまだ二枚あるので、ばかばかしさのおすそわけに。
その友人に言わせると、最高なのが中村で、柳田もこれしかないということのようです。
しかしながら、もちろんのこと、なーんの根拠もないイメージなので、六人の選手とそのファンの方々はどうぞ、ひらにお許しを。どれが誰かは、しいて書かないでおこう。友人には番号ふって、ちゃんと書いたんですけどね。

愛知県知事リコールの署名、八割が偽物だったって、ひどいなあ。署名活動の中心だった名古屋市長や有名人までが、「自分はまったく知らなかった、被害者だ」と言っているのも、ひどいなあ。とても信じられないが、万一本当だったとしても、それならそれで大問題なのじゃないだろうか。誰かは責任とってほしい。自治体をまともにするための制度を、こうやって壊すのって、トランプ信者の議事堂襲撃とどっこいどっこいに、民主主義への冒涜だ。

そもそもリコールの理由だって、法的には何の問題もなかった愛知トリエンナーレかなんかの催しの展示が気に食わないとか、そんなんでしょ。私は多分大いに気に入る企画で展示と思うけど、そりゃ気に入らない人もいるでしょうよ。だからって、このコロナで忙しいはずのときに、自治体の長が率先して、インチキ署名活動やってリコール運動するようなことかね。政府もそうだが、優先順位ってものがあろうもん、世の中には。ほんともう、あれこれ、いろいろ、すべて、救いがないったらない。

行きつけのお店で、今日、うちからお婿入りしたきじ猫じゅんぺい（今は「まる」ちゃん）の消息を聞きました。飼い主の方に抱かれて、車に乗って、ゆうゆうとお店を訪れたそうです。ライオンの子みたいに、でかくなっていました。写真が手に入ったら、またご紹介したいと思います。