お墓かあ…。
キャラママさん。
ゆきうさぎさんがよく、「ヘルパー雇ったり介護保険使ったりするのは、絶対にまだ自分が若くて元気なうちじゃないといけない!自分が無理なら親を使ってもいいから、そういう人たちや制度とのわたりあいを経験しておかないと、あれは体力気力知力がちょっとでも弱ってきたら、もうとても無理!悪魔のように元気で頭が働いて気力も充実してる時でないと、基本的なノウハウもつかめない」と言ってますが、お墓や葬式も同じかもですねー。
金がない金がないって騒げるのは、まだ少しは余裕がある時で、ほんとに苦しくなったら、そんなこと口に出せないし、節約もできない。私がぱっぱと派手な暮らしするのは、貧乏だからです(笑)。
生活保護を申請しないで死んでしまう人、悪用する人、どっちも多いのは、ああいう制度を使いこなす気力があるのは、悪用するぐらいのパワーがないと無理だからですよきっと。ほんとにあとがない人は、恐くて悲しくて心細くて、かえって利用する気になれないと思う。
それで、気力をふりしぼってきた窓口で、しぶられたりしてごらんよ、死んだがましと、あっさりあきらめてしまいますよ私でも絶対。
あ、だからつまりお墓も、死がわりとリアルに目の前にせまってきたら、どういう墓にしようかとか、デザインや場所なんかも、かえって直視したくなく、判断も鈍ると思うのね。邪念や迷いも入ってきて。
そりゃ実際には、明日のことなんかわからないけど、一応まだ当分死ぬ予定がない時の方が、かえって第三者みたいに冷静に、かつ楽しく墓や葬儀の計画はできると思うの。
まあ、あんまり若い時はねー、未来をせばめるかもしれないけど、そろそろゴールめざしてラストスパートかけるぞう!みたいな気分になったら、なるべく元気な内にあれこれ考えておくべきかもしれない。
何もまとまらなかったら、それはそれで、まだその時じゃないってわかるし。計画倒れにおわっても、それはそれで楽しいし。
海外ドラマの「デスパレートな妻たち」の3だか4だかのシリーズが旧作になって100円で見られるので、借りてきました。イーディの自殺からはじまるやつ。やっぱ、おもしろいです。
私は、「セックス・アンド・ザ・シティ」ではミランダ、「デスパレートな妻たち」じゃリネットが一番身近で身につまされるんだけど、それぞれ他の三人も好きなのが、ふしぎだし、楽しい。日本のドラマじゃ絶対に味わえない感覚です。
奔放なガブリエルやサマンサはむしろ一番好きだし、多分一番遠いブリーやシャーロットもものすごく共感応援したくなる。スーザンやキャリーもだめさ加減がリアルでかわいい。
彼女たちを支えたり耐えたりする男性たちのけなげさはすごいけど、多分、昔の日本のドラマじゃ、女性がこういう役割だったんだよなー。妻だったり恋人だったりして。いろんなかたちで男の生きるのを支えることで魅力を発揮して。ほんとに180度よくも回転したと思う。
でも、昔の私がそういうドラマを見て、いつも慢性的に不満で不幸だったように、今の男性の中にもそういう人はいるんじゃないかと思うと、ちょっと落ちつかなくなったりもする。
あ、「グラン・トリノ」の話もしたかったんだけど、また今度。