お正月も近いので
近くのナフコで、猫たちの首輪を衝動買いした。三毛猫のシナモンが首輪の鈴をいつの間にか落としてしまっていたので、ピンクの花模様のせいぜいかわいいのを買ってやった。気むずかしい猫だが首輪は嫌いでもないのか、おとなしくはめている。
ロシアンブルーもどきの灰色のグレイスには銀色のをと思ったが、女の子だからピンクのがほしいと思うかもしれなくて(このへん、男女差別か毛色差別かどっちになるのか悩むのだ)、結局淡いピンクのを買った。まだつけてないが、多分似合うだろう。
大きな黒猫のナッツウと小さい黒猫のバギイにも買ってやったが、こいつらはすぐどっかで外して来るからなあ。まあでも一応、つけてやらないと。
この数日、死にものぐるいで生活を研究モードに切り替えて、ようやく何とかエンジンがかかりかけている。と思ったら、今日は会議だ。せっかく調整した気分をこわされそうで、生きた心地がせず、出るだけ出たが、そうそうに帰宅した。卒業生が研究室に遊びに来てくれていたのだが、会議の前のあわただしさで、ゆっくり話もできなかった。
大掃除などしてもいないが、二階のベッドの下に押しこんでいた荷物をすべて片づけ、十年前の未使用の食用油が見つかったのはいくら何でも使えないだろうと、コミュニティセンターに持って行って石けんづくりのグループにもらってもらうことにした。また、押し入れの中の洋服とバッグをばっさり大量に処分した。
学生や院生や留学生や近所の人にあげたら喜ばれるのかもしれないが、研究室の片づけでこのところ思い知ったのは、そういうやり方では、ゆっくり選んでもらったり、本当はいらないのじゃないかなどと気を遣ったりしながら、実にちびちびとしか減っていかないことで、時間や気分に余裕がある時はそれも楽しかろうが、今の私の心境じゃもうそういうのは耐えられない。いつかじゅうばこと一緒に見た武器商人の映画で、飛行機一機あっという間に解体して影も形もなくして奪って行った開発途上国の現地人じゃないが、ハイエナかハゲタカか、あっという間にあとかたもなく奪っていくああいうようであってほしいのに。(笑)
それで、全部、業者に引き取ってもらい、せいせいした。
おっと、もうそろそろ字数制限かな。いったん切るか。