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お米の話

天気予報では今日はたしか雨だったし、実際、朝はいやに暗かったので、水まきはしないでいいかと様子をうかがっていた。降りそうで降らない、私の一番きらいな天気だ。今の政界のみっともない自民党周辺のていたらくより、もっと嫌いなぐらいだ。口だけ、嘘つき、あてにならない、信用できないなどなど、そう言えば似てるところも多いような。とうとう、日まで照りだして、もう完全に頭に来た。

こんなことなら、早朝にまいたのに、こんなに晴れたら植物は水もほしいだろうが、真っ昼間にまいたら、それもよくなかろうと、じりじりしながら待っていて、やっと夕方になったから、そろそろいいかと水まきに出たら、ぽつりぽつりと雨。ふざけんな。

だまされてたまるかと思ったから、小雨の中で水まきした。果たして雨はすぐやんで、結局こけおどしだった。たっぷり水をやって引き上げた。何か、勝ったような気がする(笑)。

プロ野球パ・リーグのCSは、ホークスがあと一勝で日本シリーズ進出と王手をかけたところで、昨日今日と日ハムが勝利し、予測できない状態になった。まあ、これまでも、双方ぎりぎりの試合をして勝敗がついていたから、そう意外でもないし、両チームのファン以外には見ていて面白いことこの上ないだろうが、選手や監督にしてみれば、緊張する展開だろう。明日のホークスの投手はたしか大津投手だったが、やりがいもあろうが、重圧もただならないだろうと同情する。

それはそれとして、二日前のホークスの柳田選手の活躍と、久しぶりのぶっとんだヒーローインタビューにはなごんだ。いつもの、意味不明なスピーチにファンサイトでは皆が抱腹絶倒していて、誰かが、いつも理路整然と品が良く、まじめすぎて、面白くない(それが今ではもう魅力)柳町達に対して、「たつるはこれを見習うんやぞ」と言い、別の人が「たつるがこのヒロインやるにはサイクルヒットよりも無理すぎるw」と応じていたのにも笑った。

でも、はちゃめちゃなようでいて、決して人を傷つけたり、まちがったことを言ったりしないのも、いつものことだが皆が感心していて、「実は頭がいいんだ」と、これまた毎回言われることをまた言われてた。

私が思い出すひとつは、今シーズン周東選手があまりに死球を受けすぎて、しかも彼が相手を決して責めるそぶりを見せないので、感心するより業を煮やして、「たまには怒って見せたがいい」と言っているファンもちらちらいて、柳田選手も一時ものすごく死球を受けていて(成績が上がると投手はインコースを攻めてくるので、そうなるらしい)、やっぱり同じように、これはコーチから「たまには怒れ」と言われたらしい。それで、とりあえず、ヘルメットをたたきつけるかどうかして見たのだが、「それからどうするのかがわからないで困った」と後で言っていて、読んだときには死ぬほど笑った。たしか、別のインタビューでも、「乱闘になったら、後ろの方にかくれとく」とか言ってたような気もする。それもこれも、たしかに本当の意味で、頭がいいのかもしれない。

米の値上がりはとまらないようだが、田舎の友人が家に余っている古米をたくさんくれた。ただし玄米で、精米に行かなくてはならない。友人は、自分は新しい型を買ったからと、古い方の精米機を送ってくれた。見た目もスマートでかわいくて、大いに気に入って使っている。
 友人は農家ではないが、いろんな人にもらった米がなかなか消化できなくて、本人は今九年前の米を食べているそうだ(笑)。私にくれたのは、二年か三年前のだが、充分においしくて、何の不満もない。
 友人は、知り合いの人の「こども食堂」にもわけたらしいが、そこは、「一年前の古米でないと、それ以前のは受けつけられない」とのことだったそうだ。友人は、一番新しい古米を寄付したが、「寄付した人は、九年前のを食べてると言っといてね」と念を押したらしい(笑)。

「いろいろ事情はあるんだろうが、今の日本人って、何というぜいたくな」と私は思わず口走った。何だかどうも、わりきれなかった。

写真は最近大活躍の、私のかわいい精米機。

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カツジ猫