かいぬし、がんばれ(カツジ猫)
みなさん、おはようございます

そろそろ、おしょうがつのものを、かたづけなくてはならないらしくて、
かいぬしは、かがみもちの、おきものなんかを、かたづけています。
「つぎは、せつぶんよね」と、はりきって、
おにさんの、おきものなんかを、まどにおいてたけど、
ずっと、おいてる、おおきめの、いしの、おにさんに、
ふわふわの、ぴんくのぼうしを、かぶせっぱなしにしてるのをみて、
「あー、このぼうし、たぶん、あかちゃんようだけど、
かわいいから、きょねん、かったんだ。
おまえにも、かぶせて、しゃしんもとったんだよね。
あのころは、まだおまえがいて、げんきで、いっしょにくらしてたのに」
と、すがたのみえない、ぼくにむかって、はなしかけて、きました。



ぼくは、きょねんの、はちがつにしんで、
おはかもつくってもらったけど、
ほかのねこたちと、おなじように、
すがたはみえないけど、ずっといきていたときとおなじに、
そばで、くらしているんだけどな。
「あー、やだやだもう。
これからいちねん、ひなまつりや、こいのぼりや、
いろんなぎょうじが、あるたびに、
あのころは、かつじがいたなあと、
おもいださなきゃならんのか。
ひとめぐりしたら、あきらめもつくけど、
それまでは、まいかい、きもちをけずられるよなあ」と、
かいぬしは、がっくりしていました。
まいかい、いろんないべんとのたびに、
ぼくをまきこんで、しゃしんもとってたからなあ。
そりゃ、そうなるよね。
「おまえ、ちょっと、とくいになってるだろ」と、
せんぱいねこの、きゃらめるさんは、いいました。
えー、そんなこと、ないったら。
まあ、なつまでのことだから、
かいぬしも、がんばってほしいと、おもいます。
むふふ。にゃおん。