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ぐわあー。

◇今朝から雪がうっすらと積もる寒さだった。さすがにこんなに寒くては、上の家の猫たちは、猫部屋の巣に入って寝ているだろうから、おどかさないようにそっとしておこうと思って、昼ごろエサをやりに行ってのぞいて見たら、いつも白黒猫のマキがいた物置の方から、灰色猫のグレイスがうれしそうにやって来た。もしや!と思って外を見たら、雪の中、庭のすみに、マキがしょんぼり座っている。いつからそこにいたのだろうか。グレイスから追い出されたのだ。

私は烈火のごとく怒った。ここ数年でこんなに激怒したことはない。ゆうべからのあの寒さの中で、マキは家にも入れずにいたのだろうか。
グレイスは、もともと、こういう猫だった。前も家の中でいっしょに飼っていて、マキをいじめるので、しかたなく別々にして、もう何年にもなる。またそうなるのではないかと気にはなったが、ここ数日けんかする風がなかったので、今度は共存できるかと思っていたが、最悪の結果になってしまった。
グレイスは、マキのいた物置の床の上に転がって、いい気もちそうにしていた。この猫は、絶対に満足するということがなく、意地汚くすべてをほしがる。私を独占したがり、他の猫を遠ざけたがる。人間でも動物でも、私が一番嫌いなタイプだ。

もう少し若かったら、問答無用でグレイスの首根っこをひっつかんで、外に放りだして永遠におさらばしていただろう。かろうじて、それをしなかったのは、5万円つけて「みなしご救援隊」さんに終生飼養をお願いするという選択肢を考えたからだ。その可能性は今も消してはいない。
とりあえず、グレイスを、ベッドのある部屋にとじこめて、エサも水もトイレも、そこに移した。これまで彼女が使っていた部屋二つから生活空間は半分になったが、こんな猫にはこれでも上等すぎる。これでうまく暮らせなかったら、本当に私は彼女を手放すだろう。

◇外に出て、マキを呼んだが、もちろん来るわけはなく、回りこんで近づいて、物置に追いこもうとしたら、入ろうとして必死で戻って、庭の隅の屋根の上に上ってしまって下りて来ない。それほどグレイスにいじめられたってことか。
一応、物置と猫部屋は彼女の占有できる状態にして、エサをやっておいた。私が戻るときは雪の中、まだ屋根の上にいた。今夜は腹もすくだろうから戻って来るといいのだが、本当に気の毒なことをしてしまった。

◇この騒ぎで怒り狂ったあまり、何かしなくてはならないことをし忘れているようで心配だが、今日のところはもう寝よう。かっとなったパワーで、ずっと昔から放っておいた、叔母がくれた鉄製の燭台に蝋が溶けてこびりついて、陶器の皿が張りついてとれなくなっていたのを、熱湯をかけて溶かして、皿をはぎとり燭台を磨いて、どっちも再生してしまった。燭台は、わりと片づいた書庫の入口の棚の上に飾りにして置いた。めでたい。

さて、今夜はもう寝るか。マキが家に入らず凍え死んでも、それはそれでしかたがない。
「プロジェクト・ランウェイ」のDVDをずっと見まくっていたが、今日レンタルショップに行ったら、「ハワイファイブオー」の新シーズンと、ナチスが勝っていたら戦後はどうなってたかという、なかなか悪趣味なドラマのシリーズも出てたので、一気に借りてきてしまった。しかし、華麗なデザイナーバトルを見慣れていると、久々に見る「ハワイファイブオー」は血なまぐさいなあ(笑)。

あっ、そうか、何か忘れてると思ったら、今日はジムは休みで家でお風呂に入るつもりが、入ってなかったんだった。ちっ、どうしようかなあ。

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カツジ猫