中途半端な創作好き。
◇NHKの「クローズアップ現代」は、いい内容のときもあるので支援したいのですが、こういうことしてるのではちょっとね。昨日もここで私がグレイス猫をもらってもらおうかとマジで考えたりした、「みなしご救援隊」のブログを転載しておきます。
http://blog.livedoor.jp/inunekoblog/archives/51443414.html
「みなしご救援隊」は、殺処分ゼロをめざして、行政とも協力して大きな成果をおさめつつあるようです。「クローズアップ現代」は、その取材もしっかりしておきながら、完璧にこの団体に関する部分をカットしたとのことです。
おそらく番組の趣旨が、「行政の殺処分ゼロの方針が、民間団体に負担をかけている」という方向でまとめたかったので、それに都合が悪い情報だったからでしょう。
動物保護に関心を持つ人なら、かなりの部分が「みなしご救援隊」とその活動は知っています。こういったテーマで、その活動がまったく報道されないことに、疑問を持った人も多いでしょう。そして、「あの番組で、殺処分ゼロは困難で無理、という暗い印象を持たれたら、それはまちがい」と訴える「みなしご救援隊」の代表に対する共感のコメントとして、「あの番組はいつも、救いのない負の方向でまとめようとする」云々と言われているように、こんなことをしていると、「クローズアップ現代」の、良心的で勇敢な告発の数々までが、皆疑われて信頼されなくなってしまう。
本当に、罪の深い編集だと思います。
昔、外国映画の恣意的な予告編に抗議する活動をした時も感じましたが、力のある才能ゆたかな作り手は大勢いるでしょうけれど、そんな力も才能もないのに、自分の筋書や物語を作って自己表現することだけに熱中していて、他の作品や事実や情報を、それに合わせてねじまげずにはいられない、中途半端でかん違いな「創作者」が、点在か散在か蔓延かしてるんだろうと思います。
その害毒は、数知れません。悪意と無知に満ちたでたらめな情報以上に、ある意味、罪が深いです。
私は問題の番組を見ていないので、いまひとつ責任は取れないのですが、「みなしご救援隊」の行動や発言は基本的には信じていますので、やはり、この情報は、口コミでもネットでも拡散していただきたいと思います。
◇さて、グレイス猫とマキ猫が、どうなってるのか見て来ます。