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けっこう素敵な十三夜

ゆうべは十三夜だった。夜中近く、スーパーで買ってたおまんじゅうを片手に外に出て見たら、空は明るいが月は見えない。重なった雲の一角が何だか怪しいので見つめていたら、まもなくそこが輝き出して、ぴかぴか光る月がすべり出て来た。晴れた夜空の雲ひとつ無い空に浮かぶ月もいいが、あたり一面、けんのんな気配の雲が散らばって動く中に、光っている月も、なかなかよかった。

まんじゅうをかじりながら、しばらくながめて、写真も撮ったあと、ふと気がつくと回りの地面も木々の葉も濡れていて、ひと雨降った後らしい。雨後の月か、運がよかったと思いながら家の中に引き上げて、仕事をしていて、ふと気づくと、かなり激しい雨音がしていて、また雨が降り始めたようだった。

これで明日は水まきもしなくていいし、仕事にはげめると喜んでいたのだが、いかんせん、今日はとても気の進まない、いやな仕事をひとつ片づけなければならなくて、一日それで気が滅入り、すっかり気分が悪くなり、ついだらだらとすごしてしまった。まったくもう、腹立たしいったらありゃしない。

日本シリーズの第一戦は、意外な大差で阪神が勝ちそうだ。これで連勝でもしてハロウィンと重なろうものなら、またとんでもない騒ぎになりそう(笑)。

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カツジ猫